附属中学校の生徒3名が「全日本中学生水の作文コンクール」に入賞

2021.09.22

附属中学校の生徒3名が「全日本中学生水の作文コンクール」に入賞

「第43回全日本中学生 水の作文コンクール」(水循環政策本部・国土交通省・都道府県主催)に,附属池田中学校3年生の藤山ゆかりさん,同1年生の木村吉希さん,附属平野中学校1年生の白石こころさんが入賞しました。
 「水の作文コンクール」は,全国の中学生及び海外日本人学校在学の中学生を対象とした,テーマに沿った作文コンクールで,第43回を数える今回は全国から13,025点の応募がありました。コンクールは各都道府県で地方審査があり,優秀な作品は国土交通省の中央審査に進むことができます。
 大阪府が実施した地方審査では藤山さんの作品が優秀賞,木村さんと白石さんの作品は入選を受賞しました。その後進んだ中央審査で藤山さんの作品は「入選」,木村さんと白石さんの作品は「佳作」を受賞しました。
 今回は「水について考える」というテーマで,藤山さんは「蛇口をひねれば」と題し,熊本へ旅行した時に感じた水資源の大切さを,木村さんは「自宅の水槽から考える水質と生命の関係について」と題し,自宅で飼っている金魚の水槽の水環境が金魚の命に大きく影響していることをそれぞれまとめました。また,白石さんは「私たちと水」という題で,水質汚染と自分の地域の水害への対策や節水についてまとめ,各々の受賞に至りました。 
 受賞に際し,藤山さんは「作文コンクールは自分たちが恵まれた環境にいることを改めて感じ,未来に向けて果たすべき役割を考えるよい機会でした。熊本での思い出をこのような形で残すことができて嬉しいです」と受賞の喜びを語りました。木村さんは「これからも身の回りのことに関心を持ち,良い作文が書けるようになっていきたいです」と述べ,白石さんは「このコンクールをきっかけに,自分の地域の水害対策について詳しく知ることができました。これからも水資源を守っていくためにできることを考えたいと思います」と決意を新たにしました。
 なお,受賞したそれぞれの作品は,大阪府の作文コンクールのページから読むことができます。

永冨校長,藤山ゆかりさん,木村吉希さん

賞状を手にする附属池田中学校の藤山ゆかりさん(中央),木村吉希さん(右) と永冨一之校長(左)

賞状を手にする附属平野中学校の白石さん

賞状を手にする附属平野中学校の白石こころさん

2021年9月22日掲載
(附属池田中学校・附属平野中学校)