「大阪教育大学キャンパスガイド2024」を開催

2024.10.23New

「大阪教育大学キャンパスガイド2024」を開催

 大阪府立高校43校で組織する府立高校教職コンソーシアムの加盟校、及び本学附属高等学校の高校生を対象とした「大阪教育大学キャンパスガイド~大教大をまるごと体験しよう!~」を10月20日(日)に柏原キャンパスで開催しました。当日は約200人の高校生と教員が参加し、約30人の大教大応援団(学生サポーター)の協力のもと、本学の魅力を体感できるさまざまな催しを実施しました。

 午前は、教育協働学科 芸術表現専攻 音楽表現コースの学生による金管アンサンブル演奏で幕を開け、大継章嘉学長補佐が歓迎の挨拶を述べました。続いて、応援団による大学紹介があり、学部生2人と院生2人が本学の魅力をプレゼンテーションしました。その後、高校生はグループに分かれ、応援団の案内でキャリア支援センターやクラブ活動などを見学し、音楽棟では同コースの学生と夕陽丘高校の生徒による演奏を聴きました。また、昼食は応援団と大学食堂「Dining TERRA」でとり、交流を深めました。

 午後からは、文系と理系に分かれて特別講座を実施しました。箱崎雄子教授(多文化教育系)による文系特別講座「発音の基礎・基本-これだけで英語らしく聞こえる-」では、高校生たちが3人のグループに分かれ、日本語の発音と似ている英熟語を例に、英語の発音の種類について学びました。町頭義朗教授(理数情報教育系)による理系特別講座「論理と数理パズル」では、フィボナッチ数列を用いた京都大学の入試問題や、赤と白のカードを使い、他者のカードは見えるが自分のカードは見えない状況で自分の色を当てる「数理パズル」に挑戦しました。その後、「めざす教師像」をテーマとしたパネルディスカッションでは、四條畷高校1年生の稲森天さん、岸和田高校2年生の山本理夏子さん、千里高校2年生の山田佳輝さんが、「どうして教師になりたいと思ったのか」「どんな先生になりたいか」について語り、それに対して教員や応援団が感想や激励の言葉を述べました。続いて、応援団が高校生からの質問に答えるコーナーを実施し、「大教大に入って良かったと思うところは何ですか」「教育実習って大変ですか」などの質問に答えました。最後に、槻の木高等学校の青竹二郎校長が閉会の挨拶を述べて、すべてのプログラムが終了しました。

 参加した高校生からは「キャンパスガイドを通して、教師になりたいという思いがさらに強くなりました。また、いろいろな方の考え方などを聞くことができて、もっと自分も努力しようと思いました」「特別講座の40分間が一瞬に感じました。キャンパス内も歩くことができ、どんな大学なのかを肌で感じることができました」などの感想が寄せられました。



応援団の案内でキャンパスを見学する高校生たち


「Dining TERRA」での昼食の様子


特別講座(文系)の様子


特別講座(理系)の様子


パネルディスカッションの様子


青竹校長による閉会の挨拶


(広報室)