学校教育教員養成課程次世代教育専攻ICT教育コースが、企業理念や最新のICT活用の動向について学ぶ新入生・在学生合同セミナーを、5月2日(金)に株式会社アーテックにて開催しました。
本セミナーでは、同社による「中学校技術科・高校情報科 現状と課題」の講演や、実際に学校現場で使用されているプログラミング教材を用いたワークショップを実施し、学生たちは試行錯誤しながら、ロボットの組み立て・操作やプログラミングに挑戦しました。
参加した学生からは、「講演を通じて、技術科・情報科教育が重要視されている一方で、教員の専門性や教材整備が追いついていないという課題を知ることができました。将来教員をめざす立場として、教育内容の変化に柔軟に対応できる力を身につけることの重要性を実感しました」「ロボットの操作を体験する実践的なワークショップは、ただ座学を受けるだけでは得られない興味を喚起する内容だったので、実践の重要性を改めて理解できました。実際に自らの手でロボットを動かすことで、プログラムの仕組みや試行錯誤の大切さを肌で感じることができました」「現代の課題に対してどのような手段で環境改善を図ろうとしているのかが分かりました。教材を作る側の課題へのアプローチは今まで触れたことがなかったので、とても新鮮で興味深かったです」などといった感想が寄せられました。
セミナー終了後は柏原キャンパスに戻り、在学生主催の新入生歓迎イベントを実施し、ゲームやグループ交流などを通じて学生同士のつながりを深めました。
ICT教育コースでは、他にもさまざまな取り組みを行っています。詳しくはこちらから。
株式会社アーテックによる講演
ロボットの組み立て
プログラミングの様子
(理数情報教育系)