令和8年度ダイバーシティ推進セミナーを男女共同参画推進週間中の6月26日(金)に開催し、教職員61人が参加しました。本セミナーは、大阪教育大学ダイバーシティ推進会議がダイバーシティに関する教育・研究・啓発を目的に、毎年開催しているものです。
今年度は、学校法人塚本学院副理事長の塚本英邦氏を講師に迎え、「ダイバーシティについて~教育と経験の視点から~」というテーマで講演を実施しました。
今回の講演では、障がいの有無に関わらず全ての人が能力を発揮できる環境づくりの具体的な例として、障がいがあっても働けるようアバターを利用したコンビニエンスストアの説明や、大阪芸術大学の学生による各種イベントの実施、卒業生が義足の方の個性や魅力を発信している写真集「切断ビーナス」などの話がありました。
また、大阪芸術大学内にはりんごの色は赤や緑だけではなく約2800色もの色があることを確認できる「りんごデザイン研究所」があり、そこで行う授業ではデザインとは何かを考える上で大切な固定概念や先入観に囚われず幅広い考え方や捉え方を学んでいることなどの説明がありました。
さらに、学生がe-スポーツのイベントや大阪市北区にある中之島の「OSAKA光のルネサンス」の一区間をプロデュースするなど、実践と実習の授業を多くし、学生自身が誰も取りこぼさないイベントを考え、個性のある学生同士がそれぞれリスペクトし、一緒に作り上げる経験をすることによって、ダイバーシティの感覚を身につけているという話もありました。
参加者からは、「芸術は確かにダイバーシティの可能性をたくさん秘めているのだなと思い、発想の大切さを実感できました」「多様な考え方、能力を持つ人の集まり自体がダイバーシティの思考につながるということが改めて感じられました」などの感想が寄せられました。
講演する塚本氏
講演に聞き入る教職員
(人事課)