大阪教育大学は3月22日(木),柏原キャンパスで「研究成果発表会」を開催しました。「発表会」は,本学として初の試みであり,教員養成大学でも例を見ないイベントとして注目され,企業関係者,一般市民,教職員,学生,高校生など272人が参加しました。 本学には約260人の大学教員が所属し,教員養成をはじめ,教養学科において自然科学,社会科学,語学,芸術,スポーツなど各専門分野の研究を行っています。当日は,約50人の教員(グループ含む)がエントリーし,実演やポスターセッション形式で研究活動の一端を紹介しました。 展示フロアは,小学校英語や体力づくり,教職キャリア形成など「教育関連研究部門」と,は虫類やアリの研究,フォトクロミズム,天文学など「学術技術研究部門」に分かれ,本学の教員の研究活動の幅広さが目を引いていました。来場した高校関係者は「高校生や大学生にとっても大学の研究成果に触れることができる良い機会で楽しめた」という感想を述べていました。展示に参加した教員からは「異なる分野の教員同士が活発に議論をする場もあり,良い刺激になった。今後の研究に生かしていきたい」との声が上がっていました。 今回作成したポスターは,今後,オープンキャンパスや大学祭などでも活用することが検討されており,長尾学長は「本学のブランドイメージを上げるために,教員の研究成果を外に発信することが求められており,いい機会となった」と話していました。本学では,教員の成果を発信する今回のようなイベントを本学の恒例行事として発展・継続していくことにしています。
(学術連携課,企画課広報室)