本学は2月21日(火),大阪府豊能地区3市2町教育委員会との連携協力に関する協定を締結しました。同日その調印式が豊中市役所で開かれ,長尾彰夫学長,山元行博教育長(豊中市教育委員会),村田陽教育長(池田市教育委員会),森田雅彦教育長(箕面市教育委員会),小川照夫教育長(豊能町教育委員会),前田満教育長(能勢町教育委員会)の6氏が豊中市役所に集まり,協定書にサインを行いました。 平成24年度から教員人事権が大阪府から移行され,教員養成等に関しても独自の取り組みが求められることから,本学と大阪府の包括連携協定の内容を引き継ぐ形で改めて連携協定を結んだものです。 協定の内容は,第1条の目的で,本学と3市2町教育委員会が「相互に連携協力し,教職員の資質向上及び教員養成の充実を図るとともに,3市2町における教育及び大学における教育・研究の充実,発展に資すること」と取り決められています。具体的な連携協力事業は「教職員採用選考に関する情報提供及びその周知」「教員養成に関する事業への教職員等の派遣」「教員をめざす大学の学生等の学校教育活動における体験機会等の創出」「教員養成に関する諸課題に対応した調査及び研究」などです。 懇談会で,長尾学長は「本学には池田分校があった歴史があり,豊能地区市町村の学校現場にこれまで多くの卒業生を送り込んできました。これを機会にさらに親密な連携を進め,優秀な教員を共に育成し,輩出していきたい」と述べました。
(企画課広報室)