「大阪教育大学キャンパスガイド2025」を開催

2025.10.21New

「大阪教育大学キャンパスガイド2025」を開催

 大阪府立高校43校で組織する府立高校教職コンソーシアムの加盟校、及び本学附属高等学校の高校生を対象とした「大阪教育大学キャンパスガイド2025~大教大をまるごと体験しよう!~」を10月19日(日)に柏原キャンパスで開催しました。当日は約200人の高校生と教員が参加し、約50人の大教大応援団(学生サポーター)の協力のもと、本学の魅力を体感できるさまざまな催しを実施しました。

 午前は、教育協働学科 芸術表現専攻 音楽表現コース及び教育協働学科 教育コミュニティ支援専攻 芸術表現コース(音楽分野)の学生による金管アンサンブル演奏で幕を開け、大継章嘉学長補佐が開会の挨拶を述べました。続いて、応援団による大学紹介があり、学部生3人が本学の魅力をプレゼンテーションしました。その後、高校生はグループに分かれ、応援団の案内で附属図書館やクラブ活動などを見学し、音楽棟では上記コースの学生と夕陽丘高校の生徒による演奏を聴きました。また、昼食は応援団と大学食堂「Dining TERRA」でとり、学食体験を行うとともに交流を深めました。

 午後からは、文系と理系に分かれて特別講座を実施しました。Justin Parker Pool講師(多文化教育系)による文系特別講座「Exploring Real English and Culture in a Restaurant」では、日本のレストランにおけるビジネスマナーからアメリカとの文化の違いを紹介したり、日本を訪れた外国人のレストランについての英語コメントから、どのレストランのことを述べているのかを考える授業が行われました。町頭義朗教授(理数情報教育系)による理系特別講座「論理と数理パズル」では、フィボナッチ数列を用いた問題や、赤と白のカードを使い、他者のカードは見えるが自分のカードは見えない状況で自分の色を当てる「数理パズル」に挑戦しました。
 その後、「めざす教師像」をテーマとしたパネルディスカッションでは、和泉高校2年生の油谷結依さん、鳳高校2年生の那須奏斗さん、富田林高校2年生の辻本寧希さんが、「どうして教師になりたいと思ったのか」「どんな先生になりたいか」について語り、それに対して教員や応援団が感想や激励の言葉を述べました。続いて、応援団が高校生からの質問に答えるコーナーを実施し、「高校2年生の私たちが、充実した大学生活を送るために今からしておいた方が良いことは何ですか」「高校2年生の冬はどのような勉強をしていましたか」などの質問に答えました。最後に、夕陽丘高校の宮城憲博校長が閉会の挨拶を述べて、すべてのプログラムが終了しました。

 参加した高校生からは「自分の知りたかったことがたくさん知れてよかったです。実際の大学生の時間割が知れたのもよかったです」「とても充実しているプログラムで、学校のこと、大学のこと、教員のことについてよく知ることができ、貴重な体験ができました」「大阪教育大学の生徒さんと直接お話ができて、今までよりも具体的なイメージが湧きました。あと、学食がとても美味しかったです」などの感想が寄せられました。



応援団の案内でキャンパスを見学する高校生たち


「Dining TERRA」での昼食の様子


特別講座(文系)の様子


特別講座(理系)の様子


パネルディスカッションの様子


応援団が高校生からの質問に答えるコーナーの様子


(広報室)