「学校安全の日」附属池田小学校で追悼行事「祈りと誓いの集い」を実施

2026.06.12New

「学校安全の日」附属池田小学校で追悼行事「祈りと誓いの集い」を実施

 平成13年6月8日、本学附属池田小学校は刃物を持った男の侵入を防ぐことができず、8人の児童の命が奪われ、13人の児童と2人の教員が負傷しました。事件から25年を迎えた6月8日(月)、同校で追悼行事「祈りと誓いの集い」があり、児童、保護者、教職員ら約765人が参加しました。

 本事業は、事件を風化させず、その教訓と学校安全の思いをつなぎ、広く社会に向けて発信していくため、当時を振り返り、子どもたちにとって安心で安全な学校づくりを誓うものです。

 「集い」に先立ち、全学年で「安全科」の授業が行われ、6年生の授業では「祈りと誓いの集いに向けて~学校安全の継承と発展~」をテーマに、「集い」で歌う『ひとつの歌から』を取り上げ、継承と発展について話し合いました。

 「集い」では、午前10時12分に犠牲になった8人の名が刻まれた「祈りと誓いの塔」の鐘が児童代表の手で鳴らされ、参加者全員が黙とうを捧げて冥福を祈りました。続いて、荒川真一校長が「事件から25年がたち、事件当時の学校関係者も年齢を重ね、学校現場から退く世代になりつつあります。また、事件当時を知らない若い教員も多くなってきて、事件が風化していくことに危惧を抱くこともあります。しかし、本校で起きた悲惨な事件が風化していくことは、子どもたちを守る学校安全の取り組みが後退していくことを意味します。この6月8日をすべての教育に関わる人々が本校で起きた悲惨な事件を自分事として捉える機会としていただき、各学校、各自治体、関係機関においてそれぞれの学校安全の体制について改めて見つめ直していただきたいと思います」と述べました。

 参列した児童たちは「事件から25年たったのに、集いや歌が継承されているのはすごいなと思いました。今も歌っている『ひとつの歌から』は、心を一つにして、亡くなった児童に届けるという強い思いをこめて選ばれた楽曲だと知りとても心に残りました」「6月8日は、附属池田小学校にとってとても特別な日です。25年前のような悲しい事件を二度と起こしたくないと思いました。でも、願うだけでは実現できません。思いを継承しながらも、自分たちができることを発展させていきたいです」と語りました。

 また、同日、大学の柏原キャンパスの3限及び天王寺キャンパスの3限・7限の授業において「事件を語り伝える事業」を実施し、約2400人の学生が受講しました。



安全科の授業の様子


荒川校長


参列した児童による「児童代表の言葉」


献花の様子


(広報室)