本学キャリア支援センターが主催する平成25年度「わが子の就職を考えるセミナー」(教育振興会後援)を9月14日(土),柏原キャンパスで開催しました。 12月から始まる3回生の本格的な就職活動シーズンをにらんだ,今年で4回目となる取り組みで,282人の保護者らが集まりました。厳しい就職状況と言われる中で,真剣な表情で説明に聞き入る姿があり,関心の高さを示しました。 初めに,キャリア支援センター長の横井邦彦副学長が,「本学は正規教員採用数や地方公務員採用数等で全国トップレベルの実績をもっています。企業就職も好調で,採用先から高い評価を受けています」と強調し,最近の大学生の就職状況と本学の就職支援対策を理解し,本学が提供する進路情報を積極的に活用するよう働きかけてほしいと呼びかけました。次に田中達キャリアアドバイザーが,「教員採用試験の動向について」と題して報告しました。 続いて,本学卒業生で,若手教師パワーアップセミナー「元気が一番」塾を主宰する仲島正教氏が「教師という仕事の魅力」と題して講演しました。仲島氏は,小・中学校教員時代に担任として受け持ったやんちゃな児童生徒とのエピソードや,家庭訪問での保護者とのやりとりなどを交えながら,「教師の仕事は感動の連続です」とユーモアいっぱいに話しました。 このあと,副センター長の田崎悦子特任准教授が「企業の就職について」と題して報告しました。学生就職をめぐる最近の情勢や企業側が求める人材,4回生の就職状況,3回生の今後のスケジュールなどを説明しました。 午後からは,教員就職ガイダンスの模様を映したビデオや,企業就活のビデオを視聴しました。 参加者からは「親としてアドバイスをする上で大変参考になりました」「子どもとじっくり話していきたいと思います」といった声が聞かれました。
[左写真]横井邦彦副学長[右写真]仲島正教氏
(学生サービス課)