2011年11月16日から12月16日にかけてJICA(独立行政法人国際協力機構)研修受入事業の平成23年度集団研修「アフリカ地域 教師教育(基礎教育分野)(A)(仏語圏)」を実施しました。 この事業は,国際貢献の一環として実施しているもので,仏語圏アフリカの教師教育改善のための方策を検討し,初等教育の質向上を図るため,仏語圏アフリカ(ベナン,ブルキナファソ,マリ,セネガル,カメルーン,ルワンダ,ブルンジ,コモロ,ジブチ,ニジュール)から行政組織所属の教員もしくは地方レベルの教員行政官等15人が研修員として来日しました。 本研修では,日本の初等教育の現状を理解するため,講義,授業見学のほか,小学校,教育委員会,教育センターなどを視察しました。特に広島平和記念資料館では被爆体験講話を受講し,平和教育についても深く考える機会となりました。研修員は,この研修の成果を踏まえ,作成した自国でのアクションプランを発表しました。 閉講式では,研修員の代表が,研修の感想や今後の意気込みを語り,本学やJICAに対し謝辞を述べました。
(学術連携課)