動物実験等の実施に関する教育訓練を11月24日(水),柏原キャンパスで開催しました。 この教育訓練は,研究遂行上,学内で動物を使用した実験を行う学生・教員を対象とし「動物の愛護及び管理に関する法律」及び「実験動物の飼養及び保管並びに苦痛の軽減に関する基準」等に基づいて行い「動物の生理,生態,習性等に配慮し,動物に対する感謝の念及び責任をもって適正な飼養及び保管並びに科学上の利用に努めること」を目的としています。(平成18年4月28日 環境省告示第88号 「実験動物の飼養及び保管並びに苦痛の軽減に関する基準」より)
本学の動物実験委員会委員長である石田雅人教授(学校教育講座)の司会のもと講義は進められ,動物実験責任者の出野卓也准教授(実践学校教育講座)が「動物実験等の実施に関する基本方針」とした制度や実験遂行上の留意点について説明し,続いて倉本香准教授(社会科教育講座)は「動物に対する倫理」について話しました。 学生・教員は,真剣な面持ちで話に聞き入りました。さらに「倫理の専門家から動物の扱いに関する講義を受ける機会はあまりなかったが,今回の講義を受け視野を広げることができ,非常に有意義な教育訓練だった」と感想が寄せられました。
(学術連携課)