附属高等学校平野校舎(WWL(*1)拠点校)が「大阪・関西万博パビリオンツアー~高校生が留学生と行く異文化体験~」を、9月27日(土)に大阪・関西万博で実施し、平野校舎、大阪府立今宮高等学校、大阪府立寝屋川高等学校、大阪府立八尾高等学校、大阪国際中学校高等学校の生徒45人と教員研修留学生(*2)6人の合計51人が参加しました。
本プログラムは、文部科学省からの受託事業「WWL事業地域アドバンスト・ラーニング・ネットワーク構築のための委託事業」(*3)の一環として、本学の教員研修留学生との異文化体験を通じて国際理解を深めることを目的に実施しました。
当日は4グループに分かれ、留学生の出身国であるインドネシア、バングラデシュ、マレーシアの3つのパビリオンを巡りました。パビリオン内では、留学生が母国の社会や文化について英語で説明した後、生徒は英語で質問を行いました。また、留学生の説明に、一般来場者が足を止めて聞く場面も見られました。その後、生徒は展示物に触れながら各国の歴史や現状、今後の発展に向けた取り組みについて多角的に学びました。本プログラムで、生徒は異文化体験を通じて各国の歴史・文化・発展について学び、よりグローバルな視点を育むことで国際理解への意欲・関心を一層深めました。
参加した生徒からは「国際協力や異文化理解について深く知ることができました」「実際に留学生の話を聞くことによって、単独でパビリオンを訪問した時よりも深い学びを得ることができました」「留学生の姿を見て国際社会で貢献している人に憧れを持ちました」といった声が寄せられました。
本学では高校生を対象にしたさまざまなイベントを随時開催しますので、少しでも興味がある高校生は本学WWL専用ウェブページをご覧ください。
*1 WWL…ワールド・ワイド・ラーニングの略称で、将来、世界で活躍できるイノベーティブなグローバル人材を育成するため、高等学校等と国内外の大学、企業、国際機関等が協働し、テーマを通じた高校生国際会議の開催等、高校生へ高度な学びを提供する仕組みの形成をめざす取り組み
*2 教員研修留学生…大学又は教員養成学校を卒業し、自国の初等、中等教育機関の現職教員及び教員養成学校の教員で、日本政府(文部科学省)奨学金により、日本の大学において学校教育に関する研究を行う外国人留学生
*3 WWL事業地域アドバンスト・ラーニング・ネットワーク構築のための委託事業…関西地域のWWL拠点校やイノベーティブなグローバル人材育成を実施する高校との連携促進機能を有した取り組みを通じて、関西地域の各事業拠点間のネットワークを構築し、WWL事業全体の効果的な実施をめざす、文部科学省が推進する事業
グループごとに自己紹介
ミャクミャク像の前で記念撮影
留学生の説明を聞く生徒
休憩時間の様子
マレーシアの伝統的な踊り
パビリオンで記念撮影
(附属学校課)