八尾税務署副署長がゲストティーチャー「租税教育への取り組み」について講演

2025.11.21New

八尾税務署副署長がゲストティーチャー「租税教育への取り組み」について講演

 飯島敏文教授(多文化教育系)が担当する授業「中等社会科(公民)教育法IV」で、八尾税務署副署長の坂野誠氏をゲストティーチャーとして招き、租税教育への取り組みに関する講義を11月20日(木)に行い、社会科の教員をめざす学生約50人が受講しました。

 はじめに、税を扱う国税庁の任務と使命についての説明がありました。続いて、社会保障の給付と負担、集められた税金の使い道、国債の推移についてなどの解説がありました。また、租税教育の取り組み事例として小学校で行われた出前授業の映像を視聴し、低学年時から租税教育を受けることの重要性を学びました。

 受講した学生からは「税は何となく難しいものという認識があるので、子どもに説明するときは少しでも身近なものと関連させると良いなと感じました」「子どもが税について知る機会は少ないと思うので、教育現場で租税教育を実施することの重要性を理解できました」「租税教育を行うにあたり、発達段階に応じて内容や方法も変えないといけないと感じたので、自分が中学・高校でどのように授業をするか今後考えたいと思います」などの感想が寄せられました。


講演を行う坂野氏
講演を行う坂野氏


(広報室)