ベトナム・ホーチミン市師範大学などの管理職員を対象とした研修を実施

2026.10.15New

ベトナム・ホーチミン市師範大学などの管理職員を対象とした研修を実施

 ベトナム・ホーチミン市師範大学などの管理職員を対象とした国際研修を10月1日(木)、10月2日(金)、10月6日(火)の3日間にわたって本学で実施しました。

 参加したのは本学と大学間交流協定を締結しているホーチミン市師範大学の副学長、学部長、副学部長、事務系管理職員25人、さらにベトナムの4つの師範大学(ホーチミン市体育師範大学、タイグエン師範大学、フエ師範大学、ダナン師範大学)の学長・事務系管理職員7人の合計32人です。

 この研修は、ベトナムにおける教員養成の拠点であるホーチミン市師範大学の要望に応え、本学の教員養成フラッグシップ大学としての知見を生かした講義や附属高等学校の授業見学などを通じて同国の教育系大学の管理者の育成を図るとともに、日本・ベトナム両国の教育系大学の戦略的パートナーシップの構築を目的として企画・実施されたものです。研修は株式会社NTT ExCパートナーとコニカミノルタ株式会社の支援を受け、株式会社CoeFontの音声同時通訳、DeepLジャパン合同会社の資料翻訳といったAI翻訳ツールを活用して日本語⇔ベトナム語の双方向コミュニケーション形式で実施されました。

 研修初日はまず岡本幾子学長、フイン・バン・ソン(Huynh Van Son)ホーチミン市師範大学学長及び来賓であるグエン・チュオン・ソン(Nguyen Truong Son)在大阪ベトナム社会主義共和国総領事が開講の挨拶を行いました。また、新たに本学客員教授に就任したフイン学長に対して称号の授与も併せて行いました。

 その後は峯明秀理事・副学長による日本の教員養成制度と本学の紹介、文部科学省高等教育局専門教育課教員養成企画室上村音葉氏による日本の教員養成の現状と課題についての講演、水野治久副学長による本学教員養成フラッグシップ大学構想の講義、土山和久教員養成課程長によるフラッグシップ特例科目の講義、八田幸恵学長補佐による省察活動についての講義が行われました。その後、本学教職員計20人と5グループに分かれテーマごとにディスカッションを行い、組織運営や教育研究の課題などについて意見交換を行いました。

 2日目は天王寺キャンパスみらい教育共創館において田中真秀学長補佐によるFD*についての講義、尾崎拓郎准教授によるICT教育とDXについての講義を受けた後、附属高等学校平野校舎を訪問し、藤井睦子理事・副学長による附属学校園の役割等についての講義及び授業見学・附属高等学校教員とのグループ交流を実施しました。

 最終日は天王寺キャンパスみらい教育共創館において赤木登代副学長によるグローバル化・国際交流についての講義、本研修プログラムのコーディネーターでもある片桐昌直みらい教育共創拠点長による産官学連携についての講義、鈴木剛理事・副学長による法人ガバナンスについての講義が行われ、最後は本学とベトナムの各参加大学との間で今後の連携について意見交換が行われました。

 本研修の担当者は「今回の研修プログラムを通じて本学の教員養成フラッグシップ大学としての取り組みを国際的に共有する機会となっただけでなく、ホーチミン市師範大学をはじめとするベトナムの主要教育大学とのさらなる連携強化に向けて有意義な交流を行うことができました」と振り返りました。

*FD…ファカルティ・ディベロップメントの略称で、大学教員の授業内容や教育方法を改善し向上させるための取り組み


岡本学長と各大学学長・グエン総領事らとの写真


講義の様子


研修終了後の記念撮影

(国際課)