生成AIを活用した対話による新たなコミュニケーションの場を創出するAI対話アプリ「MIRAIノート（＊）」の成果報告会を3月6日（木）にみらい教育共創館で開催しました。
成果報告では、三田市教育委員会学校教育課の堀川浩規指導主事がプロジェクトの概要について説明し、安松健特任准教授と仲矢史雄教授がプロジェクトの実証結果について報告しました。続いて、堀川指導主事、三田市あすなろ教室（教育支援センター）の福井加寿子指導主事、シナジーマーケティング株式会社の阪口奨氏、安松特任准教授が、「MIRAIノート」における生成AIキャラクターの開発においてキャラクターのデザインや発言のこだわりなどを座談会形式で紹介しました。
最後に、仲矢教授は「今回のプロジェクトを通じて、制作者が想定していなかったような活用方法がいくつも見つかりました。例えば、1年目の先生が不登校の子どもへの接し方を探るために活用したり、保護者が子どもの思考過程を知るために質問したり、子どもたちがコミュニケーションの取り方の練習をしたりするなど、さまざまな活用方法がありました。このような活用が今後どのように発展していくかを検証していきたいと考えています」と締めくくりました。
なお、本報告会にはNHKの取材が入り、その内容が放送されました。報告会の放送の様子はこちら
＊MIRAIノート…本学と三田市教育委員会による共同研究「MIRAIノートプロジェクト」によって開発したAI対話アプリ
MIRAIノートの概要説明
プロジェクトの実証報告の様子
開発秘話座談会の様子
MIRAIノート体験会の様子
（学術連携課）