スタンドバイ株式会社からゲスト講師を招き「いじめ防止対策」の授業を実施

2025.07.28New

スタンドバイ株式会社からゲスト講師を招き「いじめ防止対策」の授業を実施

 水野治久副学長の授業「教育相談の理論と方法」にて、スタンドバイ株式会社の山野雄祐氏をゲスト講師に招き、「いじめ防止対策」の授業を7月22日(火)に実施しました。

 授業では、現代のいじめ問題の概要を説明した後、同社が開発・運用する、児童生徒が日常的に心と身体の健康観察や、定期的ないじめアンケートに回答することで、子どもが自身の自己管理能力を高め、また早期段階で子どもの不調を予見し、チーム学校での対応を促進することをめざしたクラウド型システム「シャボテンログ」を活用した実践を紹介しました。

 その後、同社の動画教材「Changers」を使用して、日常に潜む「いじり」と「いじめ」の境界線について、「いじられる側」と「いじる側」の二つの立場から、それぞれの行動について個人ワークを行いました。

 続いて、教育現場と企業が協働できることについて考え、グループワークを行い共有しました。授業の最後では、本学の教員養成課程を卒業後、一般企業に就職し、現在のキャリアに至る山野氏の経験を踏まえた、後輩学生に向けたメッセージがありました。

 授業を受けた学生は「企業に勤めるOBの方による講義は初めてで新鮮な学びを得ることができました」「今日の講義を参考にして、児童の身体と心の健康に寄り添えるような教師になりたいと思いました」「子どもたちを支えているのは、学校だけでなく、多くの機関が関わっているということ、教員だけが子どもたちが抱える問題と向き合っているわけではないということを知り、勉強になりました」といった感想が寄せられました。


講義する山野氏
講義する山野氏

グループワークの様子
グループワークの様子


(総合教育系)