教育・研究活動の質を高めるための機会として、「教育行政概論2026〜教育課題解決に向けた政策・施策立案の仕組みと実情」をテーマにしたFD*1・SD*2セミナーを、10月23日(金)に天王寺キャンパスでの会場参加及びZoom配信によるオンライン参加のハイブリッド形式で開催しました。
本セミナーは、産官学連携をマネジメントする専門人材である教育版URA「eRA(イーラ)」の中級研修に位置づけられており、教育分野での産官学連携と共創を円滑かつ戦略的に進めるマネジメント力の向上を目的としています。
はじめに、産官学イノベーション共創センターの堀一繁センター長より、教育課題の解決における産官学連携の重要性と、eRAに期待される役割について説明がありました。
続いて、横須賀市の生田研一教育長より、「国家目線での教育の現状のとらえ方と展望の描き方」と題し、国の教育行政における政策形成の考え方や意思決定の仕組み、多様なステークホルダーとの連携の在り方について解説がありました。
また、藤井睦子理事・副学長は、「都道府県の教育行政~政策・施策立案の仕組みと実情~」と題し、行政の意思決定の特徴や大学と行政の連携に当たっての視点について解説しました。さらに、総合教育系の大継章嘉学長補佐より、「大阪市の教育行政」と題し、大阪市における教育関連条例や分権型教育行政について解説がありました。
最後に行われた質疑応答では、教育現場の声を国に提案する際のポイントについて質問があり、生田教育長は、個別の課題や事例だけでなく、その背景にある要因や他地域でも活用できる仕組みを示すことが重要であると説明しました。
*1 FD…ファカルティ・ディベロップメントの略称で、大学教員の授業内容や教育方法を改善し向上させるための取り組み *2 SD…スタッフ・ディベロップメントの略称で、大学職員の大学運営に必要な知識・技能を身に付け、能力・資質を向上させるための取り組み
講演する生田教育長
講演する藤井理事・副学長
講演する大継学長補佐
(学術連携課)