FD・SDセミナー「産官学共創プロジェクトのスキーム概論」を開催

2026.11.06New

FD・SDセミナー「産官学共創プロジェクトのスキーム概論」を開催

 教育・研究活動の質を高めるための機会として、「産官学共創プロジェクトのスキーム概論」をテーマにしたFD*1・SD*2セミナーを、11月4日(水)に天王寺キャンパスでの会場参加及びZoom配信によるオンライン参加のハイブリッド形式で開催しました。

 本セミナーは、産官学連携をマネジメントする専門人材である教育版URA「eRA(イーラ)」の中級研修に位置づけられており、教育分野での産官学連携と共創を円滑かつ戦略的に進めるマネジメント力の向上を目的としています。

 はじめに、産官学イノベーション共創センターの堀一繁センター長より、本学が教員養成フラッグシップ大学として推進する産官学連携の取り組みや、みらい教育共創館を拠点とした教育課題解決のための共創活動、さらにはeRAの人材育成について説明がありました。

 続いて、東京学芸大学の金子嘉宏副学長より、東京学芸大学教育インキュベーション推進機構における産学連携の取り組みについて紹介がありました。企業との共創や研究成果の社会実装、教育データの活用など、東京学芸大学における実践事例をもとに、教育課題の解決に向けた産学連携の可能性について解説しました。

 また、京都精華大学人文学部の南了太准教授より、人文社会系分野における産官学連携の先進事例について紹介がありました。企業や自治体との連携による調査・マーケティングや人材育成、将来構想の策定などの事例を通じて、人文社会系研究の活用事例と産官学連携の可能性について解説しました。

 最後に行った質疑応答およびパネルディスカッションでは、産官学連携を推進するためのネットワーク形成や、附属学校園を活用した企業との連携、人文社会系分野における産官学連携の可能性などについて意見交換を行いました。また、教員養成大学である本学の強みとして、教育実践と研究を結び付けられる点や、教授法・人材育成に関する専門性を生かした産官学連携の展開について提案がありました。

*1 FD…ファカルティ・ディベロップメントの略称で、大学教員の授業内容や教育方法を改善し向上させるための取り組み
*2 SD…スタッフ・ディベロップメントの略称で、大学職員の大学運営に必要な知識・技能を身に付け、能力・資質を向上させるための取り組み


産学連携の取り組みについて紹介する様子
講演する金子副学長

人文社会系分野における産官学連携の先進事例について紹介する様子
講演する南准教授

意見交換が行われる様子
質疑応答・パネルディスカッションの様子