本学学校危機メンタルサポートセンターは，2012年度第9回教職員研修「学校危機管理の基礎と実践」として，初級「学校危機の基礎コース」を7月30日（月）・31日（火）に，中級A「学校安全と危機管理コース」を8月22日（水）に，そして中級B「学級運営と心のケアコース」を8月23日（木）に，連続して開催しました。 学校危機に関する基本理論や心のケアに関する基礎のほか，ワークショップによる体験型学習を取り入れた実践的な内容となっており，この研修をとおして学校危機時に教職員一人ひとりが的確に対応できるようになることを目的として毎年実施しています。今年も全国各地の国公私立学校園から延べ113人の教職員が受講しました。 まず，藤田大輔学校危機メンタルサポートセンター長の開講挨拶から始まり，「学校における危機管理と安全教育」「シミュレーション・ワーク～死別事例における危機介入と心理教育～」「防災教育」など，学校危機メンタルサポートセンター専任教員及び客員教員による様々な視点からの講義やワークショップが実施されました。併せて，附属池田小学校の安全管理と安全教育について，学校現場の見学をとおして学びました。 本学では，これからも引き続き学校危機管理に関する様々な事業に取り組んでいく予定です。
（学校危機メンタルサポートセンター）