「平成22年度 大阪教育大学科研費説明会」を10月6日（水），柏原キャンパスで開催し，約50人の教員が出席しました。これは，今年度より発足した科研費採択支援デスクの主催によるもので，年々厳しくなる財政事情のなか，科研費の採択件数を増やすことにより大学全体の業務がより活発になることを目的としています。 木立英行理事（教育研究担当）のあいさつのあと，審査経験者である白井利明教授（教員養成課程学校教育講座）が「科研の心理」と題した講演を行いました。科研に「当たらない心理」「当たる心理」と「科研を審査する心理」「科研に申請する心理」について，専門の心理学の観点と経験を交えながら「当たる秘訣」などを語り，そのうえで「科研への申請と採択を増やすための学長への提言」も行いました。 次に，財務課より「科研費不正使用の防止について」と題して，最近の不正事例と不正が発覚したことによる教員本人や大学へのダメージ，本学の不正を防止するための管理運営体制などについて説明がありました。 最後に，科研費採択支援デスクより「申請書作成の留意点，学内のバックアップ体制について」と題した説明がなされました。 出席者は，皆真剣な面持ちで受講していました。
（企画課広報室）