1月22日(土),Web会議システム(Zoom)を用いて「教員養成共同研究コミュニティフォーラム2021」を開催いたしました。 今回は,「『教員育成指標』に基づいた教員研修の可能性をひらく」というテーマを設定し,教員の養成・研修に関わる方々に広くご参加いただきました。参加者は総勢80名を超え,大阪府内だけでなく,全国各地からご参加いただけました。 まず,はじめに,本学の栗林澄夫学長の挨拶で開会し,教員養成共同研究コミュニティ研究会(以後,研究会)の設置からご尽力いただいております和田良彦副学長より,「教員等育成指標の活用とこれからの教員研修」というテーマで基調講演をいただきました。 その後,今年度の活動と次の3年間の展望について,研究会メンバーの家田志朗総括指導主事(大阪市教育委員会),梅川康治特任教授(大阪教育大学),長谷川和弘特任教授(大阪教育大学)より発表いただきました。 1班の活動報告を行う家田志朗総括指導主事(大阪市教育委員会) 2班の活動報告を行う梅川康治特任教授(大阪教育大学) 3班の活動報告を行う長谷川和弘特任教授(大阪教育大学) 次に,テーマ別セッションとして,Web会議システム(Zoom)のブレイクアウトルーム機能を活用して,参加者が自由に3つのテーマに分かれて話題提供・意見交換を行いました。 テーマ(ア)「社会に開かれた教員研修」と産官学協働の可能性 の様子 テーマ(イ)教職大学院と教育委員会の連携による教員研修の可能性 の様子 テーマ(ウ)オンライン教材を使った教員研修の可能性 の様子 テーマ別セッションが終了後,Web会議システム(Zoom)のメインルームに場所を戻し,3つのテーマ別セッションの内容を全体で共有した後,クロージングとして,連携自治体である3教育委員会の方より,研究会の活動に対するコメントや今後の期待をお話いただきました。 左から,宮地首席指導主事(大阪府教育委員会),原課長(大阪市教育センター),高山参事(堺市教育委員会) 最後に,本学の森田英嗣副学長・高度教職開発系主任の挨拶で,閉会しました。 昨年度は新型コロナウイルス感染状況の影響によりフォーラムの開催は叶わず,今回,2年ぶり2回目の開催となりました。今後もこの事業を続けることで大阪の教育の発展に貢献していきます。