今回は,3月8日(木)に行われたフィリピン研修の報告会について,報告をした院生に記事を作成していただきました。
3月8日(木)17時から大阪教育大学天王寺キャンパスにて,フィリピン研修の報告会を実施し,フィリピンのパヤタス地区でのフィールドワークと現地の2つの学校で実施した授業実践等の概要について報告をしました。
この研修はグローバル教師育成カリキュラムの開発を目的とした本学の国際化推進事業の一環として実施され,今年度は私たち連合教職大学院生4名と大学院教員3名が参加し,2月10日から2月14日まで,フィリピンの国際NGOが運営する「G.K.Enchanted Farm」(以下G.K.)やフィリピンの専門学校,地元の高校等において,フィールドワークと授業実践を行いました。
現地でのフィールドワークでは,貧困地区の家庭でのインタビューから生活の様子や貧困問題について考察したり,NPO法人HALOHALOを訪問し人材育成への取り組みを学びました。また,G.K.と私立高校とで行った授業実践では,それぞれの特徴や共通点について考察を行いました。
今回,フィリピン研修に参加して学んだことがあります。
それは,フィリピンの子どもたちは強い自信を持っているということです。授業実践を通して,生徒たちの様子を観察する中で,将来の夢に対して強い希望を持っているということを感じました。授業実践では,「アンビシャス・ターゲット・ツリー」を使用して,自分の夢を叶えるまでに生まれる障害は何かについて考えさせました。その活動の中で,生徒たちの何ものにも負けないという強い自信を感じることができました。
この研修で学んだことを活かして,私自身が教員になったときに,子どもたちに伝えていきたいと考えています。また,このフィリピン研修は今後も続いていきます。少しでも興味を持たれた方は気軽にご質問してください。