「エビデンスベースの学校改革」を実施

2022/09/14
授業内容連携事業
「エビデンスベースの学校改革」を実施

 「エビデンスベースの学校改革」は,本学連合教職大学院と大阪市教育委員会が連携して開講している授業・研修です。本学連合教職大学院に在籍するの現職教員院生(38名)と大阪市モデル校の学校教員(47名)の両者が参加して学んでいます。

 令和4年度は,5月14日から授業を開始し,集中講義形式で行われています。

 5月14日(土)は,第1回「エビデンスとは何か」,第2回「エビデンスに基づく教育実践:行動面」というテーマで,まずは理論を学びました。
 5月21日(土)は,第3回「エビデンスに基づく教育実践:学習面」,第4回「学校改革のためのデータ収集・分析方法」,第5回「学校改革案作成の具体的方法」について学びました。
 この後,8月19日(金)の授業までの課題として,それぞれの実習校や勤務校でどのように学んだことを活かしながら進めていくか,実践をしつつ実践計画を考えていきます。
 8月19日(金)は,第6回「データに基づくPDCAサイクル」,第7回「学校改革を促進する教職員間のコミュニケーション」として,夏休みの中に授業が実施されました。

 春から開始した本授業は,毎回13:15~17:00と半日かけて行う授業ですが,受講者自身の学校の課題を持ち寄ったり,学校での実践に応用できることを見つけたり,さらに大学院生の実践研究に大阪市から参加している学校教員が触れたり,学校現場の実践から研究へのヒントがひらめいたりと,相互交流を楽しみつつ学びの幅を広げています。



受講生の様子

(記事執筆者:岡田 和子特任教授)