1月21日,柏原キャンパスで学部2回生を対象として開講される「倫理学の基礎」(担当教員:倉本教授)の授業に,教職大学院1回生4名が参加し,「これからの未来を良く生きるために!―必要な○○力ってなんだろうー」をテーマに模擬授業を行い,学部生と意見交換を行いました。
プレゼンターは,教職大学院の教育実践力コース科目「教材・題材開発研究(個人と社会)B[倫理]」(担当教員:倉本教授)を選択受講している東さん,遠山さん,八尋さん(以上ストレートマスター)と,山下さん(大阪府立高校の現職教員院生)です。本日の授業実践に向け,同受講生の南條さん(ストレートマスター)や阪下さん(大東市立小学校の現職教員院生)とともに,大学院授業の中で準備を重ねてきました。
本日の学部授業では,Society5.0時代を見据えた未来がどうなっていくか,どんな職業がなくなっていくのか,そもそもAIってどんなものなのか,ではこれから必要な力は何か,などを考えさせる模擬授業が展開されました。「現代人チーム」と「未来人チーム」に分かれてやり取りする寸劇(?)も盛り込まれ楽しく学べます。本日授業参加がかなわなかった阪下さんの役を倉本先生が担い,南條さんはビデオメッセージでの参加となりましたが,院生6名が考えたチームティーチングによる授業実践を,学部生と共有できる機会となりました。
学部生は,終始真剣な面持ちで耳を傾け,模擬授業におけるグループワークや発表に積極的に取り組んでいました。模擬授業終了後には,「AIがあれば高校教師は必要なくなるかどうか」や授業の展開方法などについて,学部生・院生間で活発に意見交換がなされました。
柏原キャンパスのコースでは,こういった学部生との交流により刺激を受けられることもメリットの一つかもしれません。