堺市教育委員会と連携した遠隔授業の実施に向けて

2020/10/06
授業内容連携事業
堺市教育委員会と連携した遠隔授業の実施に向けて

 連合教職大学院では,今年度より堺市教育委員会と連携して,同市の教員に自主研修の機会を提供します。

具体的には…,
 堺市教育センターに同市の教員や指導主事に集まってもらい,平日の夜間に天王寺キャンパスで開講されている授業を,双方向ビデオ会議システムを活用し,配信します。
 双方向ビデオ会議システムを用いるので,堺市教育センターの受講者と天王寺キャンパスの授業担当者・受講者が同期的にコミュニケーションを繰り広げ,教育実践課題の解決に資するアイディアを交流します。
 また,堺サテライトキャンパスには,授業補助を担当するファシリテーターを配置し,遠隔授業を円滑に実施できる体制を整えています。

 遠隔授業の実施に向けて,9月16日(水)の夜,実際に授業が行われる時間帯に,天王寺キャンパスと堺サテライトキャンパスとの接続テストを行いました。
 映像・音声の確認,資料の提示・共有,両キャンパスでの同時発話等,授業における活動について試行を行いました。

遠隔授業の試行の様子

遠隔授業の試行の様子

 堺市教育センターのスタッフの皆様,ご協力ありがとうございました。

 堺サテライトキャンパスでの遠隔授業の実施は,10月7日(水)から始まります。内容は「学校に対するコンサルテーション」「カリキュラム・マネジメントの理論と実践」です。

 この遠隔授業への参加を通じて,堺市の先生方には,授業づくりや校内研修の企画・運営等に関する学びを深めていただくともに,受講者同士の交流を図り,校種・職種等を超えたコミュニティを構築いただきたいと思います。