全体RMを開催しました!!

2018/08/18
学校実習院生活動
全体RMを開催しました!!

 8月4日(土)13:00から全院生がこれまでの学校実習を振り返る全体RMを行いました。内容は3部構成で,第1部はM1生が,第2部はM2生がそれぞれが作成したポスターによる発表を2つの会場に分かれて実施したのち,各会場で振り返りを行いました。



【第1部 M1生によるポスター発表の様子】



【第2部 M2生によるポスター発表の様子】

 第1部の振り返りからは,「自分の研究と学校の課題にズレがあるのではないか。また,自分の研究と先行研究と間にズレがあるのではないか。」や「主体的・対話的で深い学びが研究テーマだが,この言葉の定義が明確ではない」など,研究テーマに対するM1生の声がありました。
 第2部の振り返りでは,「参考文献が明確になっている発表が多かった。自分は実践を中心にまとめていた。」「実践することにより何がどう変わったのか,また,どのエビデンスにより検証するのかも大事である。次への目標が見えてきた。」など,実践課題研究報告書の作成に向けた振り返りも見られました。

 最後の第3部では参加者全員で今日の学びを振り返りました。

 まず,堺市・大阪市・大阪府教育委員会から来られた来賓の方からメッセージをいただきました。

堺市教育委員会の佐古田英樹首席管理主事からは,「M1生について,これからの動きが少し見えて来ましたか。この場で得られた情報を8月中に振り返ってほしい。」「M2生については,具体性を持った発表がされていました。これからの半年をどう過ごすかが大事です。8月が勝負です。」というメッセージを修了生の立場からいただきました。
 
大阪市教育センターの池田勝一郎総括指導主事からは「教育に対して院生の皆さんが真摯に取り組んでいるのが良く分かった発表でした。M1生はういういしい取組でした。子どもたちのためにも,M2生は学校現場で取り組んでほしい内容ばかりでした。」というメッセージをいただきました。

 

そして大阪府教育センターの加納啓司小中学校教育推進室長からは「ポスターにまとめる過程が大事です。どう伝えるかも,どう話を始めるかも大事です。実践から課題を発見し,考察する。また課題が生じる。今,大切な主体的・対話的深い学びをされていると実感しました。」とのメッセージをいただきました。

 
 最後に,木原俊行連合教職実践研究科主任から,M1生に対して「基本学校実習Ⅰではリサーチが大切です。よく学校の実態を把握していました。より多くのクラス,より多くの時間,より多くの教科で引き続き実態把握をしてください。」,M2生に対して「これから研究が主になります。目的について実践する。評価データで検証する。実習校に応じた研究ができていると感じました。実践研究を一貫した論理で伝えることは難しい事です。これからのスケジュールも考えて文章化(報告書作成)をしてほしい。いいネタを持っている。その内容も確からしい。次の次元へと努力をしてください。」などのエールを送られていました。

 昨日から準備等大変だっと思います。お疲れ様でした。今日の学びを思い出だけにするのではなく,これからの学びの糧にしてください。