【院生ブログ】教職大学院の実習から(その2)

 こんにちは!教育実践力コースの井上です。
 本日は前回に引き続き教職大学院の実習についてお伝えしたいと思います。

〈教職大学院における学校実習の特徴〉

〈特徴3〉 実習校との密な連携

 前回も書きましたが,教職大学院の学校実習は2年間という長いスパンで行なうことになります。つまりそれだけの期間,実習校やその先生方と関わらせて頂くことができる,ということです。このことは,それだけ様々に,多くのことを実習校や先生方から学びうることを意味します。
 私も様々な授業を見たり関わったり,行事やイベントに参加させて頂いたり,多くの経験を得ることができました。また,実習期間なども実習校の先生方と相談させて頂きながら柔軟に決めていくことができます。実習校にとっても自分にとっても有意義な実習を目指していきましょう。

〈特徴4〉 教員免許状の有無

 教職大学院の学校実習は,教員免許状を持った状態で臨みます。
 実習校の先生から見られる目や,自身の気の持ちようなど差は多くあると思いますが,私はそのステータスを良い意味で重く感じました。実習生でありながら教員のようにも振る舞わなければならない。このような責任感を持って実習に臨むことができます。

 さて,いかがだったでしょうか。このように教職大学院では,現場で働くための良き序奏となるような実習を行うことができると私自身感じています。

投稿者:   日時:11:52 | パーマリンク

【院生ブログ】教職大学院の実習から(その1)

 こんにちは!教育実践力コースM2生の井上と申します。
 本日は教職大学院の学校実習について,お伝えしたいと思います。

〈教職大学院における学校実習の特徴〉

<特徴1> 2年間という長いスパンで行なう

 学部での教育実習が約1か月という凝縮された期間の中で,毎日行われるのに対し,教職大学院の学校実習は,教育実践力コースでは主に6月~8月,10月~12月の間,断続的に行われ続けることになります。そしてこれが2年間にわたります。

 このような形式によるメリットは,

・長い目で子どもたちの成長を見取る事が出来る
・長期的な働きかけを必要とする研究を行うことができる
・学年をまたぐという経験が可能である

など,様々に挙げることができます。
 例えば,ストレートマスターにとっては現場に出る前に,2年間を通した大きな流れを経験できること,現職で入学される方にとっては断続的に行われることによる余裕を持った働きかけが出来るという点などが特に良さとして挙げられるでしょうか。

<特徴2> 理論と実践の往還

 先ほど,教職大学院の実習は断続的に行われると書きましたが,それによって生まれる間の時間が理論と実践の往還を可能にしています。

 講義や研究によって学んだ理論を,実習に臨むことで実践する。
 →実習から戻り,実践で明らかになった成果・課題を理論の観点から検討する。
 →実習に臨む。

 このようなサイクルを2年間繰り返しながら,自らの学びを深めていくことができます。私自身,このようなサイクルが「理論」と「実践」の両方の質を高めているように感じます。

 さて,長くなってしまったので本日はここまでにしたいと思います。
 短く伝えるのは難しいですね。また次回お会いしましょう。

投稿者:   日時:20:49 | パーマリンク

【院生ブログ】先生と生徒で教材研究!?

 教育実践力コースM1生の吉川喜久です!

 技術の授業では「設計に込められた意図を読み取る」という学習内容があります。そこで,私たちが工具箱を製作することで,そこから設計の意図を読み取ってもらうことを目的とした教材をつくることにしました!
 置く場所や使用方法など,様々な制約条件から構想し,工夫を凝らした設計を目指します。

 「この工具,取り出すときにどのように持つかな?」と同じ学校で実習中の倉田さんと考えていると,
 「先生何やってるんですか~?」と,部活終わりの野球部の生徒たちがふらりと見に来てくれました。
 試行錯誤していたことを簡単に説明すると,取り出すときの持ち方など,より良くなるように様々な意見をくれました。これが教材になることはもちろん秘密です(笑)

 教師目線では気付ききれない“中学生だからこその視点”はとても貴重でした!学校現場で教材研究を行うことのひとつの魅力ですね。
 これから授業にどのように落とし込むか,具体的に準備していきます。

 ※写真は倉田さんと工具箱の模型を製作している様子です。

工具箱の製作の様子

教育実践力コース(科学と数学):吉川喜久

投稿者:   日時:17:39 | パーマリンク

【院生ブログ】ものづくり教育を担う技術の先生

 教育実践力コースM1生の吉川喜久(きっかわよしひさ)です!
 初めて院生ブログを投稿させていただきます。
 私は,大阪教育大学 技術教育専攻(現:技術教育コース)を卒業後,教職大学院に進学しました。ストレートマスターの視点から教職大学院の魅力などをお伝えできたらと思いますので,よろしくお願いします!

学校実習での実践の様子

 教職大学院最大の魅力は“理論と実践の往還”です!
 大学での学びを,学校現場で実践し,十分な時間をかけて省察できることからいろんなことが吸収できます。

 先日の学校実習でも新たな学びがありました。教科担当の先生からいただいたアドバイスです。
 「授業実践に向けて,題材の魅力や価値について考えるときは,想像するだけでなくまずは手を動かすこと!」

 まずは自分で何が面白くて何が難しいかを体験し,中学生の立場になって興味を持ってもらえそうなことや,つまづきポイントについて考える。
 想像するだけでは気づけないことがあり,実際に製作してみることで新たな発見が生まれることも技術教育の魅力だと思います。

 工具の扱い方や,実習技量などはまだまだ!
 授業実践に繋がる様々なものづくり体験もこの学校実習を通して経験していきたいです。
 これからもたくさん教職大学院での学びを紹介していきますので,乞うご期待ください!!!

教育実践力コース(科学と数学):吉川喜久

投稿者:   日時:21:59 | パーマリンク

【院生ブログ】子どもの持つ援助ニーズを探る中での学びの深化 ~M1前期授業を終えて~

 私は,この4月から連合教職大学院に入学し,援助ニーズ教育実践コースに在籍しています。京都府公立小学校での勤務を経て,現在は私立幼稚園の管理職として勤務しながら教職大学院に通う,現職教員院生という立場です。

 本年度の前期は,授業科目を6科目(週4日)と,学校実習科目である基本学校実習Iを履修しました。新型コロナウイルス感染症の影響もありましたが,授業科目については,LMS(学習管理システム)やZOOM等を活用してのオンライン授業を中心に展開され,また,学校実習科目では,自身の所属する幼稚園での60時間以上の実習を無事に行うことができました。

 援助ニーズ教育実践コースでは,基本学校実習Iの到達目標として,「子ども個人や子ども集団の援助ニーズに気づき,学校における教育課題との関連を検討すること」と設定されています。学校実習での気づきや学びを,日々の授業の中で重ねながら学ぶことで,子どもの持つ援助ニーズをとらえる様々な考え方・方法を学ぶことができ,自身の学びが深まっていくことを実感しました。

 授業や実習指導等が進み,これまでの教職経験を振り返る中で,「この考え方・方法をあの時知っていれば,~ができたかもしれない」という反省と同時に,「早速明日から生かそう」という明日以降の実践に対する希望も様々な場面で沸きました。

 自身が関心を持つテーマについての実践研究を進めていく中で,教職大学院での学びと日々の実践が,これからの自分自身の教職経験を支える存在になるものと考えます。

 今回はM1前期の様子の概要のお伝えになりますが,今後は,これから教職大学院への入学をお考えの方に少しでもイメージが湧くようなお伝えができるよう努めたいと思います。

援助ニーズ教育実践コースM1 岡部祐輝

投稿者:   日時:13:53 | パーマリンク

教職大学院と公立中学校の共同研究チームで数学教材のAI実証研究

 大阪教育大学連合教職大学院と大阪市立築港中学校の共同研究チームが数学教材のAI実証研究を始めることになりました。
 この共同研究は,大阪教育大学連合教職大学院の院生が学校実習を行っていた築港中学校が,経済産業省のAI実証研究指定校に選ばれたことから始まりました。AI実証研究の事業主体は大阪市教育委員会です。

<研究体制>
 大阪教育大学連合教職大学院の上出吉則特任教授,連合教職大学院教育実践力コース1回生の南薗明希さん,大阪市立築港中学校の西本晃校長,堺春雄教諭らが中心となり,活動を行います。
<研究目的>
 AIソフトを活用した場合の生徒の学力の動向を調査研究することにあります。
<研究方法>
 放課後学習の時間を活用し,実際に中学校の生徒がAIソフトを活用し自主学習に取り組みます。その後,アンケート調査を行いその結果を分析する方法を採用します。
<研究計画>
 8月から放課後学習に関わる築港中学校の先生と南薗さんが機器の扱いに習熟し,9月から放課後学習の時間に生徒がAIソフトを活用した学習活動に取り組む時間を設定します。12月に最終のアンケートを実施する予定としています。その後,報告書および論文を作成し,学会での報告を計画しています。

南薗さんと西本校長【放課後学習:南薗さんと西本校長】

 途中経過や研究成果等については,RM(リフレクションミーティング)や連合教職大学院ブログ等で報告する予定としています。
 このような,教職大学院と学校現場である中学校との共同研究で,ICTを活用した今日的な教育課題の解決に向けての取り組みが,今後増加していくものと予想されます。今回の共同研究がその際の試金石になるものと思われます。

 タブレットを用いた自主学習【放課後学習:タブレットを用いた自主学習】

(文責:理数情報教育系 上出吉則)

投稿者:   日時:20:33 | パーマリンク

富谷市教育委員会教育長をお招きし,富谷市特別プログラム報告会を実施

 11月29日(金)19~20時半,天王寺キャンパス西館ホールにおいて,「令和元年度富谷市特別プログラム報告会」を実施しました。

 本学連合教職大学院では,平成28年度から今年度まで,学校実習のうちM2生が取り組む発展課題実習において,特別プログラムを実施していきました。特別プログラムとは,子どもの教育に関わる多様な現場体験を通じて,院生が教育実践の見方や考え方を広げることを狙いとしたプログラムです。いくつかの実習先がある中で,富谷市教育委員会にもご協力を頂き,教員・院生が毎年実習を実施してまいりました。そして今回,宮城県富谷市教育委員会の菅原義一教育長をお招きしての報告会の実施が実現しました。

 まずは,特別プログラムに参加した院生からの成果報告を行いました。今年度の特別プログラムは,本学連合教職大学院の院生に加えて,大阪市教員養成協働研究講座における「他地域学校プログラム・宮城県富谷市」としても実施し,大阪市の教員の方もご参加いただき,この報告会も合同で実施いたしました。

 その後,宮城県富谷市教育委員会の菅原義一教育長から「教えることは学ぶこと~学ぶことは変わること~」というテーマでご講演いただきました。

 発表した院生からは「防災教育を通して「普段の備えは教育にある」ことを教えて頂き,自己改革となる実習でした。」という感想をいただきました。

投稿者:   日時:17:21 | パーマリンク

柏原キャンパスで,初の教育実践力コースRMを実施!!

 8月9日(金)12:55から17:00まで,柏原キャンパスで初めての教育実践力コースリフレクションミーティング(RM)を行いました。院生も初めての体験で発表の準備も大変だったと思います。本当にお疲れ様でした。
 当日は,大阪市・堺市の教育委員会の方,実習校の校長先生や指導していただいている先生が来てくださっていました。猛暑の中お越しいただき,本当にありがとうございました。

 さて,RMは木原俊行研究科主任の挨拶の後,4つのグループにわかれて,ポスターによる発表形式で行いました。

 割り振られた時間は1グループ30分です。院生たちは今年度前期に実施した実習科目「基本学校実習Ⅰ」で学んだ事を踏まえ,自らの研究テーマに関する取組の進捗状況を発表していました。
 教員や来賓の方々からの質問に懸命に答え,いただく意見をしっかりと聴いたり,普段接する機会の少ない天王寺キャンパスのM1・M2生も参加して,互いに意見を交わしたり,院生に取って内容の濃い時間となりました。


発表の様子

 なお,グループごとの振り返りにおける感想等では,院生からは「使用している言葉の使い方を考える」「実習は一人でやっていた。RMでは,多くの意見をいただき狭い視野に新しい風を吹き込んでもらった」などの感想があり,それに対して,教員からは「第3タームの基本学校実習Ⅱに向けて,今,何をするのか,考えてほしい」などの意見がありました。

 最後に,院生・教員・来賓の方々が一堂に会し,全体の振り返りを行いました。来賓の方からもご講評をいただき,学生は熱心に頷いていました。


全体での振り返り


ご講評いただいた来賓の方々

 院生の皆さんは,今度に向けてまた新たな目標ができたのではないでしょうか。今後の学校実習に向けて,先行文献などを熟読して,よりよい実践課題研究に取り組んでください。

投稿者:   日時:13:59 | パーマリンク

天王寺キャンパスで前期の学びを発表しました。

 8月3日(土)13:00から天王寺キャンパスにて,リフレクション・ミーティング(RM)が開催されました。今年度前期の連合教職大学院での学びや学校実習における実践研究等を,院生各々がポスターにして発表しました。

 平成31年4月改組後,初となるRMの開催でした。
 天王寺キャンパスでは,改組前の3コース(学校マネジメントコース・教育実践コーディネートコース・教育実践力開発コース)の『全体RM』,改組後の天王寺キャンパスの2コース(スクールリーダーシップコース・援助ニーズ教育実践コース)の『コースRM』として同日開催しました。

 改組前の入学生であるM2生と改組後の入学生であるM1生が互いの発表を熱心に聴いていたり,また,柏原キャンパスで学んでいる院生も参加し,9日(金)に柏原キャンパスで予定しているRMの参考にしようと,熱心に発表者と意見交換をしたりと,回生や所属,コースを超えて,院生同士で刺激を与えあい気付きを得ていました。


M1生・スクールリーダーシップコースの発表の様子


M1生・援助ニーズ教育実践コースの発表の様子


M2生の発表の様子

 当日は,大阪府・大阪市・堺市の各教育委員会や,実習校の管理職や教員の方にも参加していただきました。そして,連合教職大学院の修了生も駆けつけてくれ,後輩たちの発表に聴き入っていました。来場していただきました関係者の皆様に心から感謝申し上げます。

 最後の振り返りでは,来賓の教育委員会の方から「学校で生じている様々な教育課題を実践検証している」「学校現場での課題解決にヒントをいただいた」などの感想をいただきました。教員からは「RMで得たものを活かして,ここからまた学びが始まる」「M2生は特に8月・9月に何をするのか」「研究テーマと学校の組織課題を見据えて,学校内の誰と繋がればいいのか考える」などの指導がありました。


来賓の教育委員会の方々


家近スクールリーダーシップコース長


木原研究科主任

 M1生には新たな課題が発見できたでしょうか。また,M2生にとっては,自らの実践課題研究のまとめに向けて今後も実践研究を続けてほしいと願っています。
  

投稿者:   日時:16:39 | パーマリンク

全体RMを開催しました!!

 8月4日(土)13:00から全院生がこれまでの学校実習を振り返る全体RMを行いました。内容は3部構成で,第1部はM1生が,第2部はM2生がそれぞれが作成したポスターによる発表を2つの会場に分かれて実施したのち,各会場で振り返りを行いました。



【第1部 M1生によるポスター発表の様子】



【第2部 M2生によるポスター発表の様子】

 第1部の振り返りからは,「自分の研究と学校の課題にズレがあるのではないか。また,自分の研究と先行研究と間にズレがあるのではないか。」や「主体的・対話的で深い学びが研究テーマだが,この言葉の定義が明確ではない」など,研究テーマに対するM1生の声がありました。
 第2部の振り返りでは,「参考文献が明確になっている発表が多かった。自分は実践を中心にまとめていた。」「実践することにより何がどう変わったのか,また,どのエビデンスにより検証するのかも大事である。次への目標が見えてきた。」など,実践課題研究報告書の作成に向けた振り返りも見られました。

 最後の第3部では参加者全員で今日の学びを振り返りました。

 まず,堺市・大阪市・大阪府教育委員会から来られた来賓の方からメッセージをいただきました。

堺市教育委員会の佐古田英樹首席管理主事からは,「M1生について,これからの動きが少し見えて来ましたか。この場で得られた情報を8月中に振り返ってほしい。」「M2生については,具体性を持った発表がされていました。これからの半年をどう過ごすかが大事です。8月が勝負です。」というメッセージを修了生の立場からいただきました。
 
大阪市教育センターの池田勝一郎総括指導主事からは「教育に対して院生の皆さんが真摯に取り組んでいるのが良く分かった発表でした。M1生はういういしい取組でした。子どもたちのためにも,M2生は学校現場で取り組んでほしい内容ばかりでした。」というメッセージをいただきました。

 

そして大阪府教育センターの加納啓司小中学校教育推進室長からは「ポスターにまとめる過程が大事です。どう伝えるかも,どう話を始めるかも大事です。実践から課題を発見し,考察する。また課題が生じる。今,大切な主体的・対話的深い学びをされていると実感しました。」とのメッセージをいただきました。

 
 最後に,木原俊行連合教職実践研究科主任から,M1生に対して「基本学校実習Ⅰではリサーチが大切です。よく学校の実態を把握していました。より多くのクラス,より多くの時間,より多くの教科で引き続き実態把握をしてください。」,M2生に対して「これから研究が主になります。目的について実践する。評価データで検証する。実習校に応じた研究ができていると感じました。実践研究を一貫した論理で伝えることは難しい事です。これからのスケジュールも考えて文章化(報告書作成)をしてほしい。いいネタを持っている。その内容も確からしい。次の次元へと努力をしてください。」などのエールを送られていました。

 昨日から準備等大変だっと思います。お疲れ様でした。今日の学びを思い出だけにするのではなく,これからの学びの糧にしてください。

投稿者:   日時:12:01 | パーマリンク
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