大阪市教育センターとの共催により「学校教育ICT推進リーダー」養成プログラム研修が,8月6日(月)から7日(火)の2日間にわたって,天王寺キャンパスで開催されました。
この研修は,昨年度,独立行政法人教職員支援機構より受託事業の助成を受けて開始されたもので,連合教職大学院の教育実践力開発コースの授業科目「ICT環境の活用」の一部を活用しており,受講生は学部卒の院生とともにICTについて学びました。
研修は主に本学連合教職大学院の寺嶋浩介准教授が担当しました。また,1日目には,「Web上のデジタルコンテンツ」というテーマで,ゲスト講師であるNHK青少年教育理科班の後藤大介デスクにご講義いただき,2日目には,昨年度「学校教育ICT推進リーダー」に認定された大阪市立大和川中学校の小谷拓先生にお越しいただき,「これからの教育の情報化」をテーマにご講義いただきました。
本研修が,勤務校内外において研修を企画・運営し教育の情報化について積極的に推進できるスペシャリストを養成することをねらいとしていることもあり,各グループで研修授業の構想を練り,発表をするという課題もありました。グループによっては2日目の研修開始前に教室に集まり,発表の内容について話し合っているところもあり,参加者の熱意が感じられました。
受講生は今後も複数回の研修を重ね,「学校教育ICT推進リーダー」を目指していきます。