教職大学院拡大FDを開催しました

2018/01/19
研究活動その他
教職大学院拡大FDを開催しました

 1月4日(木)の16時30分から,天王寺キャンパスにて「カリキュラムポリシーにもとづいたシラバスの作成 ―2講座のシラバスから学ぶ―」をテーマに,教職大学院拡大FDを開催しました。

 教職大学院のFDは本年度第6回目の開催となりますが,今回は拡大FDと題し,教職大学院の専任教員のみでなく,学内兼担教員や学外非常勤教員を含む,教職大学院の授業を担当されるすべての教員を対象として実施され,柏原キャンパス所属の先生方にもテレビ会議システムを通して参加していただきました。

 まずは木原俊行教授から本学教職大学院のカリキュラムポリシーについて,この機会に改めて説明があり,内容を参加者で確認しました。

 続いて共通科目「教育課程編成の今日的課題」と「学習指導の実践的展開」の2科目について,各科目の担当教員から,シラバスの説明と授業での工夫などの報告がありました。
 前半の木原俊行教授と福永光伸教授からは,特に学習指導要領の改訂と連動し現行のシラバスの細部まで検討を重ねた経緯と変更内容に関して,後半の岡博昭教授からはシラバスに沿った授業展開に関して報告がありました。

 その後,担当授業科目ごとに6つのグループに分かれ,本日の講義を受けて,講演者に対する意見や感想,あるいは自らの授業に対して参考になった点について討議をし,最後に,すべての班から発表がありました。

 限られた時間でしたが,「教職大学院で学ぶ現職教員とストレートマスターとの架橋」,「まずは同じ領域内でのカリキュラムマネジメントが一層求められていること」を再確認しました。

 教職大学院では今後もFD活動を継続し,教員の資質向上に取り組んでいきます。