今年度のスクールウォッチングを実施しました。

 大阪市との連携により本学連合教職大学院に設置されている大阪市教員養成協働研究講座の主催で,「スクールウォッチング」を今年度も実施しました。
 スクールウォッチングとは,大阪市内の特色ある教育活動や各校種の教育活動を紹介するための見学ツアーです。昨年度から実施しており,学校現場の方々のご協力もあり,今年度は4種類のツアーを用意しました。そのうちの3種類を10~11月で実施しました。

◇10月9日(水) 大阪市立中学校教育研究会研究発表会への参加
 大阪市では,幼稚園,小・中・高の各諸学校に教育研究会があり,それぞれ毎年研究発表会を実施しています。今回はその中でも中学校教育研究会の研究発表会へのスクールウォッチ(Vol.1)を実施しました。
 大阪市立北稜中学校で実施された美術部門では,『「社会とつながる美術教育をめざして」ー未来を切り拓く子どもたちの育成ー』という研究主題の研究発表会が開催されました。公開授業,研究発表・研究協議の後,全員参加型のパネルトークがあり,子どもたちの活動の様子や授業のねらいなどを写真や文章などでわかりやすくまとめたパネルについて意見交流を図りました。
 参加した学生は「とても良い刺激を受けた。勉強になった。」と,感想を述べていました。

◇11月6日(水) 大阪市立新豊崎中学校への訪問
 中学校編のスクールウォッチ(Vol.2)では,大阪市立新豊崎中学校へ訪問しました。
 新豊崎中学校では,第1限に全クラスで行われた道徳の授業を,第2限に3年生の理科・数学の授業を見学しました。第3限には,学校長からの講話と校内見学があり,優れたリーダーシップにより教育環境を整え,生徒の学力のみならず生徒の心の成長をも成し遂げた経緯を伺うことができました。

◇11月11日(月) 大阪市立西高等学校への訪問
 高等学校編のスクールウォッチ(Vol.3)では,大阪市立西高等学校へ訪問しました。
 西高等学校では,第2限に1年生英語科の英語によるプレゼンテーションの授業を,第3限に1年生数学のICTを活用した授業を見学しました。第4限には,学校長からの講話と校内見学があり,生徒との関係づくりや,大学との連携の在り方,進路指導等について貴重なお話を伺うことができました。

 大阪市立新豊崎中学校・大阪市立西高等学校の両校ともに,参加した学生への応援メッセージもいただくことができました。
 参加した学生からは,「どの先生も前向きで,授業,掲示物,校内設備等の至るところに工夫が成されていて,『チーム学校』が学校も子どもも変えるということを実感した。」との感想があり,今後の学びに大いに役立つ取組みとなりました。

 今年度のスクールウォッチングとしては,残すところ小学校編(Vol.4)のみとなりました。実際の学校現場に接する機会を提供し,学生たちの学びに繋げていってもらいたいと思います。

投稿者:   日時:14:27 | パーマリンク

本学連合教職大学院の魅力を伝える紹介動画が完成!

 この度,本学連合教職大学院の紹介動画が完成しました。(※画像をクリックすると,YouTube 大阪教育大学公式チャンネル「OKUChannel」へ移動します。)

●連合教職大学院紹介2019 (ダイジェスト版)

●連合教職大学院紹介2019

 高度専門職業人の養成に特化した専門職大学院の中でも,実践的指導力を備えた教員養成を目的とする教職大学院は,近年徐々に設置数が増えてきており,国私立で54大学院(平成31年度4月時点)が設置されています。
 本学連合教職大学院は大阪教育大学,関西大学,近畿大学の連合で平成27年度に設置し,多くの修了生を輩出してきました。そして,変化し続ける社会,多様化する学校教育の課題に応えていくため,平成31年4月に改組を行い,1専攻4コースへと拡充し,さらに多様化し続ける学校教育の課題に即応できる教員の養成を目指しています。

 改組により生まれ変わった本学連合教職大学院について,当ブログをはじめ,様々なところで発信しているところですが,この動画をご覧いただければ,本学連合教職大学院の概要をはじめ,本学連合教職大学院で学ぶ院生の様子,彼らが教職大学院で学ぶ理由をお分かりいただけると思います。

 教員をはじめ,修了生や現在学んでいる院生にも多数協力いただいて完成いたしました。
 是非ご覧いただき,本学連合教職大学院の魅力に触れてください。そして,授業公開等,本学連合教職大学院の学びを体験いただける機会もご用意しておりますので,少しでも気になる方はぜひご活用ください。

投稿者:   日時:13:53 | パーマリンク

授業「グローバルリテラシー」で,ベトナムからの外国人研究者・修了生と共に学ぶ

 10月24日(木),天王寺キャンパス中央館416講義室で実施される「グローバルリテラシー」という授業で,外国人研究者・修了生とともに学ぶ院生の様子を取材しました。

 本教職大学院のスクールリーダーシップコースでは,院生が専門的かつ多元的に学びを進めることを目的とした5つのコースプログラムを用意しており,この「グローバルリテラシー」という授業は「グローバルスクールプログラム」の1科目に位置づけられてます。

 この授業では,2ヶ月間,ベトナム・ホーチミン市師範大学から本学へ派遣されている3名の外国人研究者と院生がグループを組み,教科連携でグローバルな課題を扱うCLIL(内容言語統合型学習)の授業づくりをしています。講義はおおむね英語で行い,思考場面では得意な方の言語を使う,バイリンガル形式で授業が進みます。

 この日の授業の前半では,外国人研究者から,「ベトナムの小学校教育の紹介ー日本の教科書から学ぶ目的でー」というテーマで,数学・理科・美術の教科書を取り上げたプレゼンテーションを行ってもらいました。11月には,日本の理数や国語教育を英語で聞いてもらいます。

 プレゼンテーションの後は,グループに分かれて気付きや疑問を院生が外国人研究者に投げかけたり,熱心に意見交換をしていました。

 また授業の後半では,教育実践力開発コースを修了した梶谷真希さん(現在,関西学院大学初等部 教諭)をお招きし,「カナダの初等教育とCLILの実践」というテーマで,自身の留学経験をもとにカナダの教育の様子を日本と比較しながらプレゼンテーションをされました。

 自身が経験し学んだTESOL(テソル,Teaching English to Speakers of Other Languagesの略)について,実際に現地の小学校で行ったアクティビティをおりまぜながら受講生に伝えていました。

 こうした本教職大学院で開講している科目は,科目等履修生制度を利用して受講することが可能です。昼間に授業を実施する柏原キャンパス,夜間に授業を実施する天王寺キャンパス,どちらでも受講科目をご用意しており,教職大学院に入学した院生が必ず受講する研究科共通科目も受講できるので,教職大学院での学びを体験いただけます。

【大阪教育大学ホームページ・科目等履修生】
https://osaka-kyoiku.ac.jp/forcandidate/kyomu/kenkyu-kamokutou2.html

 また,冒頭で説明したスクールリーダーシップコースにおけるコースプログラムは,科目等履修生制度とは別に,「履修証明プログラム」という社会人等の学生以外の方を対象とした教育プログラムとしても受講いただけます。本教職大学院では平成31(2019)年度より開設しております。この「履修証明プログラム」では,現在本教職大学院で学ぶ院生と共に受講することができることに加え,修了者に対して学校教育法の規定に基づく履修証明書を交付します。

【連合教職大学院ホームページ・履修証明プログラム】
https://osaka-kyoiku.ac.jp/rengokyoshoku/rishuushoumei.html

 本教職大学院での学びを体験するひとつの方法として,ぜひご検討ください。

投稿者:   日時:16:04 | パーマリンク

第45回全日本教育工学研究協議会全国大会(島根大会)で本学教員・院生・研究生が発表

 10月18~19日の2日にわたって,第45回全日本教育工学研究協議会全国大会(島根大会)が開催されました。「日常的なICT活用が拓くクリエイティブな学びを目指して」というテーマで,全国の教育工学研究者や教員現場の方々,教育情報化関連企業の方々が参加・発表を行われました。

 そのうち,2日目の研究発表において,本教職大学院の院生・研究生が各々の実践研究をもとに発表を行いました。


「学校情報化の取組を通じた学習意欲向上へのアプローチ」
斉田俊平さん(スクールリーダーシップコース,現職院生,M1生)


「中学校社会科における地域資源を活用した授業実践」
南迫勝彦さん(教育実践力開発コース,現職院生,M2生)


「高等学校における遠隔合同授業の試行-京都府北部の高等学校における学舎制導入へ向けて-」
中根新先生(京都府立網野高等学校,平成30年度本教職大学院研究生※)
安見孝政先生(京都府立宮津高等学校,令和元年度本教職大学院研究生※)

※京都府現職教育職員長期研修を利用して,本教職大学院に研究生として所属。

 また,「AIによる授業のアクティブ度の把握と指導改善」というテーマで授業映像の分析結果を活用する方法について,本教職大学院の板垣翔大特任講師がワークショップを実施されました。

 2日目の最後のプログラムのトークセッションには,「2030年への展望を見据える」というテーマで,本教職大学院の木原俊行教授が登壇されました。

 発表された方からは「今回の機会において,昨年度から今年度にかけて取り組んできた研究成果と課題について発表させていただき,多くの方々との交流を通して今後の研究に向けた示唆を得ることができました。」との感想をいただきました。
 今後も,教員や院生,研究生,本教職大学院に関わる方々の研究活動について,発信してまいります。

投稿者:   日時:19:57 | パーマリンク