「ニュージーランドの多文化共生教育に学ぶ」プログラム報告会を開催

 令和3年2月20日(土)の午後,大阪国際交流センターにおいて,「ニュージーランドの多文化共生教育に学ぶ」プログラム報告会を開催いたしました。

 このプログラムは,文部科学省の「令和2年度新時代の教育のための国際協働プログラム(教員交流)」の採択を受けて実施したプログラムで,連合教職大学院の現職教員院生が,ニュージーランドを訪れ,現地の学校と交流する予定でしたが,コロナ禍により渡航が困難になりました。しかし,ビデオ会議システム等を通じた海外の学校・専門家や他大学の研究者・院生との交流を重ね,各自がそこで得た教育実践の知見を整理し,地域の特性や自らの経験と融合し発展させ所属する学校等の多文化共生教育に関する改革案にまとめることができ,その成果報告の場として,今回の報告会を開催いたしました。

 報告会は,新型コロナウイルス感染防止のため,会場にはプログラム参加者等の限られた人数のみの参加とし,事前に申し込みいただいた学内外の皆様には,会場の様子を,ビデオ会議システム(ZOOM)を利用することで,配信・交流を行いました。

 報告会では,プログラム担当教員によるオリエンテーションの後,2会場に分かれてプログラム参加者による学校改革案の報告を行いました。質疑応答の場面では,会場内にいるプログラム参加者だけでなく,ZOOMで参加されている方からも多くの意見・質問があり,会場という枠を超え,活発な意見交換の場となりました。
報告の様子

ZOOMでの質疑応答

 また,各報告の後には再び1つの会場に集まり,実施に当たっての連携機関としてプログラムにご参加いただいた,大阪府・大阪市・堺市の指導主事の先生方にも,本プログラムでの取り組みについて,コメントをいただきました。
指導主事のコメント

 最後に,プログラム担当教員,参加者,各教育委員会指導主事の先生方,ZOOMでご参加いただいた方々を交えて,振り返りと総括的な意見交換を行い,報告会は成功裏に幕を閉じました。多くの皆様にご参加いただき,ありがとうございました。

 なお,3月27日(土)には,本学を含む,今年度の文部科学省「令和2年度新時代のための国際協働プログラム」に採択された3機関による合同成果報告会を開催いたします。報告会は,ビデオ会議システム(ZOOM)を利用して配信いたしますので,皆様どうぞ奮ってご参加ください。
 報告会の詳細・申込等については,以下の連合教職大学院ホームページをご確認ください。

【連合教職大学院HP・文部科学省「令和2年度新時代のための国際協働プログラム」合同成果報告会】
※申し込み期限:3月26日(金)13時

投稿者:   日時:20:16 | パーマリンク

授業で構想した施策を教育委員会首席指導主事に講評をいただきました

 後期火曜日6限に開講されている「学校支援のための施策展開」は,スクールリーダーシップコースの教育委員会指導主事プログラムの授業科目の一つです。この授業のねらいは,教育委員会指導主事の立場から,管理下の学校の改革や改善に資する施策を構想するための力量を獲得することにあります。

 そのために院生は,
(1)学校を支援するための施策の動向を整理してあらましを捉える事
(2)学校支援のための施策を分析・評価する事
(3)学校を支援するための施策を構想し,それを文書化する事
の3つの活動に,個人やグループで取り組んできました。

 さらにこの過程で,実際に施策を打ち出して所管の学校で展開されている,大阪市教育委員会の樋口義雄首席指導主事を,これまで4度ゲストティーチャーにお迎えし,その実際を学ぶ活動にも取り組み,質疑応答や意見交換をしてきました。

 今回紹介する場面は,全15回の最終段階となる「各自が構想した施策の発表会」の様子です。各院生は,それぞれが所属する市町村の教育大綱や教育振興基本計画を分析し,それぞれの市町村でどのような課題があるかを追求します。そして,それを解決するための施策を構想していきます。その時に,自分が構想する施策に類似した施策をもとに予算を決めたり,施策の展開過程(全市展開までの計画)を考えたりします。発表した各自の施策は,院生同士で相互評価も行いました。

院生による施策の発表

院生による施策の発表

 そして,授業の最後に,これまで授業を見てきていただいた樋口首席指導主事に,院生が構想した施策について講評をいただきました。

教育委員会首席指導主事による評価

樋口首席指導主事による講評

 最後に,各院生が構想した施策をご紹介いたします。

・「世界規模で活躍できる力の育成」 
  ”サカイからセカイが見える”グローバルリーダー育成プログラム
・「コーディネーター配置による小中学校それぞれの課題解決と教員養成のための学校支援」
・『中央区とんぼりリバーウォークにぎわい事業』を発展させた中高連携の促進
  - あつまれ!とんぼりの川計画 -
・「探究的・教科横断的な学びの推進」
・『健康や体力を保持増進する力の育成
  ~望ましい運動習慣づくり~』
・「教員全体の安定した資質向上と人材不足の解消に向けて」
・「国際社会において生き抜く子どもの育成プラン」
  ~伝え合い 認め合い 未来を切り開く カラフルななにわの学び~

投稿者:   日時:11:03 | パーマリンク

【院生ブログ】令和2年度大阪教育大学学生プロデュース採択企画「あおぞら陶芸教室」について

 本年度,「令和2年度大阪教育大学学生プロデュース採択企画」として「あおぞら陶芸教室-陶芸教室から学ぶ図画工作-」を企画しました。
 このあおぞら陶芸教室は,参加した学生が「陶芸教室を通して創造性を養い,創ることを楽しむ心や陶芸制作における知識と技術を身に着けること」「実際に自分が作ったものを使うという過程から,工芸の文化への親しみを持ち,日常生活にある美術や工芸に関心を持つこと」「釉薬の色の変化や粘土の収縮率など,他の知識と関連させることで実技科目を活かした横断的な授業の可能性を考えること」に少しでもつながればいいなと思い,新型コロナウイルスへの感染対策を徹底して行ったうえで大学院生1名と学部生3名で実施しました。
あおぞら陶芸教室

 10月17日(土)は紐づくりによるコップ制作と自分の体を使ってのお皿制作とを行いました。簡単に陶芸について説明をしたあと,頭やひざ,腕など自分の体を使って型を取ったお皿づくりと紐づくりによるコップや器を制作しました。
10月17日の活動の様子

 10月31日(土)は簡単に釉薬の説明をした後に,800度で素焼きした作品に釉薬掛けや陶器用絵具を使って絵付けで装飾を施しました。
10月31日の活動の様子

 11月7日(土)には,参加者の学生たちが作品に込めた思いや意図をまとめて冊子にしたものを配布し,出来上がった作品の鑑賞と作品返却を行いました。また,最終日として,次年度以降の活動に活かすため,アンケートを実施しました。
アンケートの結果

 実施したアンケート結果では,「グループごとにもっと交流があればさらによくなる」という意見から,同じ机で活動する学生同士は言葉を交わす機会があったが,他のグループと交流する機会は少なかったと反省し,グループごとの交流を図ることができる工夫を考えていきたいと振り返りました。
 「先輩方(陶芸教室構成員)の作品や制作に関するものも見てみたい」というアンケート結果より,陶芸,図画工作の自由に創ることの可能性を指し示すことにおいても器以外の作品の紹介や,来年度の活動に含めても面白いと考え,今後検討していきたいと考えました。
 また,アンケートでは知識が身につかなかったという回答もあったことを真摯に受け止め,より分かりやすい資料やパワーポイント,動画を作っていく必要性を感じました。
 あおぞら陶芸教室は本来,学外の子どもに向けて実施を考えていました。しかし新型コロナウイルスの中で実施が難しいと判断し,今回は学内で将来教員を目指す学生たちに陶芸に親しむ機会を持ってもらいたいということで感染対策を徹底したうえで実施いたしました。もし,来年度学外での実施が可能であれば学外での実施を検討していきます。

 今回の活動の成果は,1月20日(水)にオンライン(Zoom)にて開催した令和2年度「学生プロデュース」報告会にて報告いたしました。報告会の様子は,学生の主体的な活動を支援する「学生主体セミナーに関する事業実施WG」の構成大学である京都教育大学,奈良教育大学にも配信しました。
 この報告会では,アンケートや振り返りを毎回の活動ごとに行う事で,より学びがより深まるのではないかとご意見をいただきました。来年度の活動で活かしていきたいと思います。
 また,他大学の報告会参加者からは,学生が窯の使い方を学べていない,窯で作品を焼く際に作品が手元を離れてしまうのはどうなのか,備前焼にしたら作品が手元を離れないのに,そのあたりの詰めが甘いのではというご意見もありました。大きな目的としては参加者が楽しむこと,知識・技術を身に着けること,美術や工芸に関心を持つこと,科目横断的な授業を考える手立てとすることでした。専門的な知識よりも,まずは触れてもらう事で学生に楽しさを感じてもらう事,興味を持ってもらう事に重点を置いていたため,今後どうするかは,構成員で振り返りを行い,来年度以降の活動にもいかしていきたいと思います。

投稿者:   日時:13:39 | パーマリンク

【院生ブログ】#短期大学卒業#現職教員#長期自主研修#1年を終えて

 はじめして。私は,短期大学を卒業後,教員として働き,昨年の4月から長期自主研修という制度を利用して教職大学院で学んでます。今回は,そんな私の経験を紹介させていただきます。

【短大卒業から教職大学院入学へ】
 短期大学卒業でも教職大学院に入学できる方法があります。私は,個別の入学資格審査を受けました。個別の入学資格審査は書類を提出し大学を卒業した者と同等以上の学力があると認められた場合に出願できるというものです。私は,この方法で受験しましたが,1種免許状を取得している場合は,入学資格審査を受けなくても出願資格できる場合があります。私の場合,出願時にはまだ2種免許しか持っていませんでしたが,大学院卒業後専修免許を所得したかったので免許法認定講習の受講と放送大学で単位を取り,1種免許を取得しました。
 私は,現職教員という経験を活かせると思ったため,上記の方法を取りましたが,他にも方法があると思いますので詳しくは入試課へのお問い合わせをおすすめします。

【現職教員から学びたいという思いの芽生え】
 現場での実践を積むにつれて,免許法認定講習やその他の研修からの学びと経験とが一致することが多くなり,学びの中に子どもたちの姿が見えるようになってきました。学ぶことで謎が解けたというか,心がすっきりしたというか,そういう瞬間がありました。その頃から学ぶことの必要性と喜びを感じるようになり,いつか大学院で学んでみたいという目標を持つようになりました。

【長期自主研修の利用】
 校長先生から長期自主研修の制度があるということを教えてもらっていましたが,研修期間中は休職という立場でお給料がでないという状況からなかなか大学院へ通う勇気を持てずにいました。しかし,校長先生から「学びたいと思ったときが学ぶときちゃうか」と背中を押していただき,踏み切れずにいた目標に向かう決意を固め今に至ります。

理論と実践の往還・融合

令和3年度連合教職大学院パンフレットより抜粋

【1年を終えて】
 教職大学院に入学してもうすぐ1年が経ちます。現職教員が教職大学院で学ぶ良い点は,今までの経験と理論とを結び付け,新たな見方や考え方を加え現場に戻り実践することができることです。あと1年しっかり自分の経験と理論を融合させ新たな視点を加えてパワーアップしたいと思います。
私にとって本当に勇気のいる決断でしたが,思い切ってやりたいことをやる!という決断をして本当に良かったです。

 
 

教育実践力コース(教育・心理領域)川上真由紀

投稿者:   日時:21:56 | パーマリンク

【院生ブログ】美術の活動を通した地域での活動 大阪教育大学院生と研究生によるグループ展

<2人展 2人3脚展 開催>
 令和2年12月9日(水)~12月14日(月)に大阪市内のIRORIMURA[89]画廊にて,連合教職大学院教育実践力コースの院生と大阪教育大学柏原キャンパスにてシルクスクリーンを学ぶ研究生とで,2人展「2人3脚展」を開催いたしました。
 画廊に訪れた人たちと交流をするなど,制作活動を通して地域の人たちと交流する機会となりました。作品について意見をいただいたり芸術に関する話をしたりと,開催した2人としてもとても良い経験となりました。また,同期間に研究生がUNKNOWN ASIA 2020 ONLINEにも参加していたことから,UNKNOWN ASIA のレビュワー,審査員の方も実際に訪れ作品に対してコメントをいただきました。
 今後の制作活動や美術教育の活動にもいかしていけるのではないかと感じました。
2人展 2人3脚展
 
<4人展 -season- 開催>
 令和3年1月11日(月)~1月17日(日)に天王寺のNanoGalleryにて連合教職大学院院生,教育学研究科院生,研究生2名で4人展-season-を開催いたしました。展示したのは岩崎仁美(教育学研究科院生),斎藤眞凜(絵画研究生),下野安由美(デザイン研究生),土居史佳(連合教職大学院院生)の4名です。
 絵画,シルクスクリーン,陶芸と表現方法の異なる4人がつくりあげる展示ということで,春夏秋冬4つの表情で1年を構成する四季に重ね合わせました。4人展もたくさんの方にお越しいただき,作品を通してギャラリーに立ち寄った方々と交流をすることができました。
 4人展を通して,他の表現方法への知識に触れる機会,芸術から地域社会と連携をどのように展開していくことが可能か深く考える機会となりました。
4人展 -season-

投稿者:   日時:12:52 | パーマリンク

「ニュージーランドの多文化共生教育に学ぶ」プログラムの様子

 教職大学院では,今年度,文部科学省の受託事業「国際協働プログラム」の採択を受け,「ニュージーランドの多文化共生教育に学ぶ」プログラムを実施してまいりました。
 本来は,ニュージーランドを訪問し,現地の学校・教育者等と交流する予定でしたが,新型コロナウイルスの影響の影響もあり,ビデオ会議システムZOOMを活用した交流や,国内の研究者を招いてご講義いただく等,様々な方法で実施しています。今回はそんなプログラムの一部の様子をご紹介いたします。

<12月5日(土) 13:15〜16:30>
中村浩子先生(大阪国際大学教授)をお迎えして,ニュージーランドの多文化共生についてご講義いただきました。
講義内容:ニュージーランドの多文化共生教育
1)ニュージーランドの多文化共生教育の理念,方策,実態,課題等について理解する。
2)学んだことの中から,自分の学校に生かせることを考える。

~院生の学びから~
 「質疑応答の時間に先生が「困ったときに親は助けてくれるか」というアンケートの結果を見せてくださった。ニュージーランドの順位は世界第5位くらいと高いことにも驚いたが,それ以上に日本の低さにも驚いた。」「日本でのコミュニティ・スクール制度を充実させていくには,ただ海外の真似をするだけではダメで,日本に合う形を探りながら周辺の制度を変革していくことも必要だと感じた。」「日常的な差別や偏見,気づいていないことが勤務校でもあるのではないか。」など勤務校での課題解決に活かせそうなヒントを得るなど現実的な学びに繋がっていた。

<12月12日(土) 10:00-12:00>
大阪教育大学教職大学院と東京学芸大学教職大学院,NZの教育者との交流
感染拡大状況を鑑み,全員,ZOOMでの開催となりました。

参加者: 東京学芸大学 院生 11 名 教員1名(福本みちよ先生),大阪教育大学 院生 10 名 教員4名,教育委員会指導主事3名 群馬大学 教員1名(高橋望先生) 通訳1名

講義内容
1)BOTについて(日本では学校協議会のような団体と考えます。)
2)New Zealand School Trustees Association(BOTの全国組織)について

 まず初めに,福本先生よりColin Davies氏とNZSTAの紹介がありました。

~紹介内容から~
 「BOTの92%がNZSTAに加盟をしている。NZSTAは,BOTから出てきた意見を集約し,政策立案などにも深く関わっている。また,BOTへの支援,研修など教育省に代わって業務を担っている重要な存在である。Davies氏は,NZSTAの代表を務め,人事,NZ内にある約10の支部に配置されているアドバイザーの統括などをしていた。現場経験はない。」

 その後,Davies氏より多数のスライドにより事前質問に対しての回答及び解説がありました。
 「BOTメンバーの民族別の割合は」に対して「NZ内の民族構成とほぼ同じである。」や,「校長とBOTとの関係について」では,「校長は,BOTの決定事項には従うものの日常的なことの裁量権があるため,時折BOTの決定事項との「緊張関係」がある。」など書籍では学びにくい生の状況を聞くことができました。
 東京学芸大学教職大学院の院生とグループディスカッションでは,更なるグループ代表質問や個人質問が浮かび上がり再度Davies氏へお聞きしました。
 「学校は保護者とどう関わっていくのか。なぜNZでは保護者が参画したいと思っているのか。」「NASTAがBOTに対してトレーニング(日本では研修会のようなもの)を提供しているとのことだが,その具体的な内容と受けている割合はどれくらいか?」など院生の立場からの質問もありました。すべてに快く最後までお付き合い頂きました。短い時間での交流でしたが会場はとても盛り上がり,まだまだ聞きたいことがある中,授業は終了しました。
ZOOMでの交流の様子

<報告会のご案内>
 プログラムに参加した現職教員院生たちが,プログラムを通して学んだことから,自身の所属校における学校改革案をまとめ,報告する機会として報告会を開催いたします。報告会の様子をビデオ会議システムZOOMで動画配信いたしますので,皆様どうぞ奮ってご参加ください。
 報告会の詳細・申込等については,以下の連合教職大学院ホームページをご確認ください。

【連合教職大学院HP・「ニュージーランドの多文化共生教育に学ぶ」プログラム報告会】

投稿者:   日時:17:40 | パーマリンク

【職員ブログ】院1回生による学部科目での授業実践

 1月21日,柏原キャンパスで学部2回生を対象として開講される「倫理学の基礎」(担当教員:倉本教授)の授業に,教職大学院1回生4名が参加し,「これからの未来を良く生きるために!―必要な○○力ってなんだろうー」をテーマに模擬授業を行い,学部生と意見交換を行いました。
意見交換の様子

 プレゼンターは,教職大学院の教育実践力コース科目「教材・題材開発研究(個人と社会)B[倫理]」(担当教員:倉本教授)を選択受講している東さん,遠山さん,八尋さん(以上ストレートマスター)と,山下さん(大阪府立高校の現職教員院生)です。本日の授業実践に向け,同受講生の南條さん(ストレートマスター)や阪下さん(大東市立小学校の現職教員院生)とともに,大学院授業の中で準備を重ねてきました。
発表の様子

 本日の学部授業では,Society5.0時代を見据えた未来がどうなっていくか,どんな職業がなくなっていくのか,そもそもAIってどんなものなのか,ではこれから必要な力は何か,などを考えさせる模擬授業が展開されました。「現代人チーム」と「未来人チーム」に分かれてやり取りする寸劇(?)も盛り込まれ楽しく学べます。本日授業参加がかなわなかった阪下さんの役を倉本先生が担い,南條さんはビデオメッセージでの参加となりましたが,院生6名が考えたチームティーチングによる授業実践を,学部生と共有できる機会となりました。
発表の様子2

 学部生は,終始真剣な面持ちで耳を傾け,模擬授業におけるグループワークや発表に積極的に取り組んでいました。模擬授業終了後には,「AIがあれば高校教師は必要なくなるかどうか」や授業の展開方法などについて,学部生・院生間で活発に意見交換がなされました。
意見交換の様子2

 柏原キャンパスのコースでは,こういった学部生との交流により刺激を受けられることもメリットの一つかもしれません。

投稿者:   日時:22:28 | パーマリンク

【院生ブログ】M1後期授業のご紹介 ~社会環境と子どもの心身の理解~

 後期になり,新型コロナウイルス感染症感染拡大予防策を講じていただきながら,天王寺キャンパスで学ぶことが出来る日や授業が設定されるようになりました(注:授業や感染症拡大状況によりオンラインでの授業もあります)。
 これまでオンライン上でZoomのブレイクアウトルーム機能などを活用し,グループ討議をするなど,オンライン上でしかお話したことがなかった同回生の方々と直接お会いでき,以下のようなよさがありました。

1)学校種を超えた多岐に及ぶ話ができたこと
⇒私は幼稚園籍ですが,他校種の方々とお話をする機会が授業中だけではなく,教室内で各自の関心ごとに沿ってお話しする中で,他校種の現状をうかがえることは,大変重要な機会となりました。

2)授業内容における質問や感想の述べ合い
⇒オンライン授業ではなかなか互いに相談や質問などを行う機会が少ないと考えますが,対面でお話しできたことにより,自分の授業の理解を同回生の方に確認したり,そこからさらに学びが深まったり派生したりするよさがありました。

3)仕事や実習等と学業を両立していることをを互いにねぎらえること
⇒同じ志や目標を持つ方々とお話しすることはとても心地よく,そして改めてやる気がみなぎります!日中の仕事で疲れていても,同回生の方々と共に学ぶことのできる空間は,とても刺激を受けます。

 このように対面でも学べる機会が選択肢として増えたことには,教職大学院並びに担当の先生方のご準備のおかげで成り立っています。あらためて感謝申しあげたいと思います。

 後期の授業の様子を一つご紹介します。月曜日7限「社会環境と子どもの心身の理解」では,私の理解になりますが,主に子ども・家庭・そして同僚教員などとの関係性を考える中で,各自の援助ニーズやその背景を知り,様々な手立てや援助方法について考えるスキルを学ぶ授業となっています。担当される先生が15回の授業を,3名の先生で分担しご担当くださることで,3名の先生のご専門の分野について深く学ぶことが出来ることは,学生として大変ありがたかったです。
 また本授業は,対面,ZoomでのLIVE授業,オンデマンド配信授業,ハイブリッド授業(対面とZoomの同時進行型)など,多様な授業形態で,コロナ禍において刻々と変わる状況に応じて,授業形態を工夫くださっています。写真は,ハイブリッド授業の模様ですが,教室に来て対面授業をしている方と画面ではZoomを接続している方とおられます。
ハイブリッド授業の様子

 本授業を通して,子どもや家庭が現在抱えている困り感や背景をより深く知ることができ,その上で,その困り感や背景に対応できる援助スキルや考え方を授業で学び,自身の明日からの実践の中で活かしながらまた授業で学ぶという,理論と実践の往還型の学びが出来ることは,教職大学院の一番の良さであると思います。
 後期も間もなく終盤を迎えますが,新型コロナウイルス感染症拡大が一日も早く収束に向かい,今の学びがより深く広く展開できることを願っています。それと同時に授業実施に向け,動いてくださっている皆様方に改めて御礼申しあげます。

                                 援助ニーズ教育実践コースM1 岡部祐輝

投稿者:   日時:21:55 | パーマリンク

【職員ブログ】授業の中で指導主事の方にお話を伺いました。

 みなさんこんにちは。教職大学院担当事務のAです。今回は,教職大学院の授業に,堺市教育センターの指導主事の方にご協力いただけるとのことなので,見学に行ってまいりました。

 授業科目は,スクールリーダーシップコース教育委員会指導主事プログラム科目の「学校に対するコンサルテーション」です。これまでのブログでも紹介していますが,今年度から堺市教育委員会と連携し,堺市教育センターと天王寺キャンパスを接続し遠隔講義として実施している科目です。

 お話ししてくださる指導主事の方は,福岡さんです。この方,実は,2019年4月に自主的に教職大学院に入学なさった,現在M2生で,この授業科目を昨年度にすでに履修されています。ちなみに,教職大学院には学校の先生だけでなく,複数名の指導主事の方が在籍しています。

福岡さん

福岡さんのご紹介

 福岡さんには堺市教育センターの講義室にお越しいただき,その様子を遠隔講義として天王寺キャンパスへ配信していました。職場=センターの講義室なので,移動する必要が無くて便利ですね。授業の中ではご自身の指導主事としての経験や学校への関わり方についてお話しいただきました。堺のセンターでも天王寺キャンパスでも,講義の受講生たちはそれを聞き,校内研修の支援のあり方,その工夫に関して活発に意見交換を行っていました。

発表の様子

発表の様子(天王寺キャンパス)

堺市側の様子

発表の様子(堺市教育センター)

 最後に,本授業にご協力いただいた福岡さんに,今回の感想をお聞きしました。
 「堺と天王寺をつなぐ遠隔の講義に初めて参加させていただきました。天王寺で受講されている方の様子をスクリーンで見ることができ,一体感を感じることができました。昨年度,この講義で学んだことを実践し,振り返ることができる機会となりました。ありがとうございました。」

 今後も引き続き,教職大学院の活動を紹介してまいります。

投稿者:   日時:21:31 | パーマリンク

New Normal ― 新しい学校生活への支援 ―

 本学連合教職大学院では,コロナ禍における新たな取り組みとして,「New Normal ― 新しい学校生活への支援 ―」というプロジェクトを立ち上げ,教職大学院の修了生・在学生や附属学校園から授業動画や実践事例等を集約し,広く社会に配信することを目的としてHPを開設いたしました。

【連合教職大学院HP・New Normal ― 新しい学校生活への支援 ―】

 各動画等には,動画作成者から,教材の作成の仕方や,ICT活用のポイント,動画作成時の注意点などの解説をいただいておりますので,現職教員の方も是非ご覧ください。

 今後も継続して,動画・教材等のコンテンツを掲載していく予定です。

なお,このプロジェクトは,学内予算「学長特別プロジェクト経費」の採択を受け,実施しています。

投稿者:   日時:22:03 | パーマリンク
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