【職員ブログ】授業の中で指導主事の方にお話を伺いました。

 みなさんこんにちは。教職大学院担当事務のAです。今回は,教職大学院の授業に,堺市教育センターの指導主事の方にご協力いただけるとのことなので,見学に行ってまいりました。

 授業科目は,スクールリーダーシップコース教育委員会指導主事プログラム科目の「学校に対するコンサルテーション」です。これまでのブログでも紹介していますが,今年度から堺市教育委員会と連携し,堺市教育センターと天王寺キャンパスを接続し遠隔講義として実施している科目です。

 お話ししてくださる指導主事の方は,福岡さんです。この方,実は,2019年4月に自主的に教職大学院に入学なさった,現在M2生で,この授業科目を昨年度にすでに履修されています。ちなみに,教職大学院には学校の先生だけでなく,複数名の指導主事の方が在籍しています。

福岡さん

福岡さんのご紹介

 福岡さんには堺市教育センターの講義室にお越しいただき,その様子を遠隔講義として天王寺キャンパスへ配信していました。職場=センターの講義室なので,移動する必要が無くて便利ですね。授業の中ではご自身の指導主事としての経験や学校への関わり方についてお話しいただきました。堺のセンターでも天王寺キャンパスでも,講義の受講生たちはそれを聞き,校内研修の支援のあり方,その工夫に関して活発に意見交換を行っていました。

発表の様子

発表の様子(天王寺キャンパス)

堺市側の様子

発表の様子(堺市教育センター)

 最後に,本授業にご協力いただいた福岡さんに,今回の感想をお聞きしました。
 「堺と天王寺をつなぐ遠隔の講義に初めて参加させていただきました。天王寺で受講されている方の様子をスクリーンで見ることができ,一体感を感じることができました。昨年度,この講義で学んだことを実践し,振り返ることができる機会となりました。ありがとうございました。」

 今後も引き続き,教職大学院の活動を紹介してまいります。

投稿者:   日時:21:31 | パーマリンク

New Normal ― 新しい学校生活への支援 ―

 本学連合教職大学院では,コロナ禍における新たな取り組みとして,「New Normal ― 新しい学校生活への支援 ―」というプロジェクトを立ち上げ,教職大学院の修了生・在学生や附属学校園から授業動画や実践事例等を集約し,広く社会に配信することを目的としてHPを開設いたしました。

【連合教職大学院HP・New Normal ― 新しい学校生活への支援 ―】

 各動画等には,動画作成者から,教材の作成の仕方や,ICT活用のポイント,動画作成時の注意点などの解説をいただいておりますので,現職教員の方も是非ご覧ください。

 今後も継続して,動画・教材等のコンテンツを掲載していく予定です。

なお,このプロジェクトは,学内予算「学長特別プロジェクト経費」の採択を受け,実施しています。

投稿者:   日時:22:03 | パーマリンク

学校教育ICT推進リーダー(4期生)の修了式を実施

 11月20日(金),大阪市教育センターにおいて,「学校教育ICT推進リーダー」養成プログラム研修の修了式が実施されました。

 本事業は,本学連合教職大学院と大阪市教育センターが連携し,人材養成の側面から双方の研究資源(学問的・実践的・人的資源等)を組み合わせて,教員が<教育情報化の推進に関する勤務校内外の取り組みを進展させる資質・能力>を身につけることを目的として実施される研修プログラムで,今年で4年目になります。

 最終回となる今回は,この1年間研修プログラムに参加した4期生に加えて,過去この研修プログラムを受講して現在活躍している学校教育ICT推進リーダーも参加しました。これまでの振り返りや他の参加者の取組みをヒントに,今後のアクションプランをそれぞれ組み立てることをねらいとして,それぞれ交流しました。
交流の様子

 今年の研修プログラムを修了した11名の大阪市の教員には,本学連合教職大学院と大阪市教育センターの連名により<学校教育ICT推進リーダー>の称号が付与され,修了証書(兼称号授与書)とICT推進リーダーのバッジが手渡されました。

授与式の様子

集合写真

投稿者:   日時:13:34 | パーマリンク

「エビデンスベースの学校改革」の実践報告会を実施

 「エビデンスベースの学校改革」の授業・研修プログラムでは,令和2年11月25日(水)の午後,大阪市立巽東小学校において,令和2年4月からの取り組みの報告会が開催されました。

 コロナ禍の折,学校を訪問しての実施はできませんでしたが,ZOOMを活用することで,巽東小学校と本学天王寺キャンパスとを双方向で接続し,報告会を実施しました。

 まずは,5・6年生の授業の様子を小学校に持ち込んだカメラで撮影し,リアルタイムで天王寺キャンパスへ繋ぐことで,授業参観を行いました。
授業参観の様子

 その後,巽東小学校の教員が取り組みの報告を行い,受講生が質問や考えを述べる双方向での意見交流を行い,教職員の悩み,葛藤,喜び等に触れました。受講している教職大学院生も,自身の研究課題と照らし合わせながら学修を積むことができ,有意義な時間を共有しました。
意見交換の様子

 今回の実践報告会は,コロナ禍における学び方の工夫の一例となり,学校でもできることを探るヒントとなりました。

 また,当日に参加することができなかった受講生に対しては,11月28日(土)に補講を実施し,ZOOMで記録した映像をもとに意見交換等を行い,学びを深めました。
補講の様子

投稿者:   日時:22:31 | パーマリンク

コミュニティ研究会で,愛媛大学の先生にご講話いただきました。

 11月17日(火)に,令和2年度教員養成共同研究コミュニティ第4回研究会が開催されました。

 このコミュニティは,大阪における教員養成(現職教育を含む)の高度化を目的として,大阪府内の教育委員会と連合教職大学院が共同して,オール大阪で取り組む共同研究体です。2年目となる今年度は,大きく3つのプロジェクトを立ち上げて進めておりますが,その中のひとつに「初任期教員の職能成長にかかる縦断的データベースの構築に係る調査」があります。

 今回の研究会では,そのプロジェクトの一環として,愛媛大学大学院教育学研究科教育実践高度化専攻(教職大学院)の露口健司先生より,オンライン(ZOOM)でご講話いただきました。

講話の様子

 愛媛大学教職大学院では,愛媛県総合教育センター,松山市教育研修センターと連携し,愛媛県教員就職者を対象とする追跡調査を実施しており,その取り組みは,平成30年7月に文部科学省が取りまとめた「国立教員養成大学・学部,大学院,附属学校の改革に関する取組状況について ~グッドプラクティスの共有と発信に向けた事例集~」にも取り上げられています。

講話の様子(ZOOM)

 講話の後は,質疑応答を行い,本学教員や教育委員会の先生方から出た多くの質問に,丁寧にお答えいただきました。

 大学での養成期と採用後の研修の成果を,縦断的に把握することは,大学での養成教育や教育委員会での行政研修の在り方,そして両者の接続を考える重要な資料になります。今回ご講話いただいた内容を参考に,本プロジェクトでは,育成指標にもとづく初任期教員の職能成長にかかる縦断的データベースの構築と,教員養成,教員研修への活用体制構築について,大阪での展開を目指して検討を重ねていきます。

投稿者:   日時:18:35 | パーマリンク

【職員ブログ】授業のオンライン配信に向けての試行

 みなさんこんにちは。教職大学院担当事務のAです。今回は,教職大学院の授業をオンライン配信するための試行の様子をご紹介します。

 大阪教育大学では,対面とオンラインを組み合わせたハイブリッド授業を行っており,講義室での授業の様子をZoom等を用いて自宅等から受講する院生に配信しています。
 そのため先生方は,授業の度にWEBカメラの設置や授業配信の準備を行わなければなりません。授業と授業の間の短い休憩時間で準備するのは大変な作業です。
 そこで今回は,ある先生から授業の様子をZoomで配信するとお聞きしたので,許可をいただき,手軽に授業を配信できる仕組みを構築できないか,色々と試行をさせていただきました,ありがとうございました。

天井のネットワークカメラ
 実は,教職大学院がある天王寺キャンパス西館の講義室の天井には,かなり前に免許状更新講習の録画システム用に設置されたネットワークカメラがあります。今回はこのカメラをWEBカメラとして活用したいと思います。

ネットワークカメラのケーブル
 まずは講義室のAVラックの裏側を開け,天井のカメラからつながっているHDMIケーブルを取り出します(もちろん外している間は,更新講習録画システムは使用できません)。ただし,HDMI端子ではパソコンに映像を入力することができないので,変換器を使ってUSB端子に変換します。

カメラとの接続完了
 天井カメラとパソコンの接続が完了しました。現時点では配線がごちゃごちゃしていますが,いずれはスッキリとさせたいものです。

先生目線の様子
 先生の目線ではこのように映ります。手前が教材提示用のパソコン,奥がZoom配信用のパソコンです。授業しながらでもZoomでの参加者の様子がよく見えますね。

Zoomでの授業風景
 授業が始まりました。今回は授業の様子を確認するため,事務もZoomにログインさせていただきました。
 Zoomの中ではこのように授業を見ることができます。音声もばっちり聞こえています。写真は2画面構成になっていますが,設定を変更すれば講義室の様子を大きく映すことが可能です。

ZOOMでのグループワーク
 授業の途中でグループワークが始まりました。オンライン参加の院生は,今回は視聴のみの予定でしたが,先生の機転により,グループワークに参加することになりました。カメラをパソコン付属のものに切り替え,パソコンをグループの方に向けただけの簡単な工夫ですが,その発想に驚きました。

ZOOMでの意見発表
 また,オンライン受講している院生も,自身の意見を述べる際に,授業で使用するデータシートを「共有」するなど,先生も院生も,授業がうまく進むように様々な工夫をしていました。

 このような形で,この日の授業は無事に終了,試行も成功でした。最終的には,先生が講義室に来て,特に複雑な作業をせずに授業の様子を配信できることを目指して,試行を重ねていきます。

投稿者:   日時:22:04 | パーマリンク

大学院における専門科目(国語)の学び(その1) ~教材・題材開発研究(言語と文化)A[児童文学]~

 こんにちは!教職大学院教育実践力コース2回生(M2),言語と文化領域の林大樹(はやしだいき)です。今日は,言語と文化領域の専門科目の授業をご紹介したいと思います。
 今日,ご紹介するのは「教材・題材開発研究(言語と文化)A[児童文学]」です。

 大阪教育大学の教職大学院では,教科教育の方法論や教材論の学びを深めるだけでなく,教科内容学の学びも深めることができます。それがこの「教材・題材開発研究」です。
 この授業では,児童文学のジャンルや絵本についての理解を深めたり,小学校や中学校の教科書に掲載されている児童文学や,中学校や高等学校の教科書に掲載されている日本近代文学の作品分析の演習発表をおこないます。もちろん,教科書に掲載されている作品だけではありません。
 全8回の授業後半でおこなわれる演習発表では,宮沢賢治や『モチモチの木』で知られる斎藤隆介という児童文学作家や,夏目漱石や芥川龍之介といった近代の文豪の作品を,授業担当教員である成實朋子(なるみともこ)先生の提示された観点で分析しました。昨年の授業での,発表タイトルを以下に2つ挙げてみます。

 ・『三びきのこぶた』絵本の比較
  ―パロディ絵本がパロディ絵本だとわかるのはなぜか―
 ・夏目漱石『坊っちゃん』論
  ―なぜ「清」は「おれ」を愛したのか―

 こんなふうに,分析の観点をサブタイトルに示して,発表資料を作成していきます。そして,発表当日は,発表45分・質疑応答45分で,授業が進んでいきます。受講者同士の質疑応答ののち,成實先生からあたたかくも鋭いご指導をいただきます。成實先生の読みは,自分の見えていなかったところをとことん浮き彫りにしてくださり,ハッとさせられることばかりです。
 この授業は,言語と文化領域以外の方も受講できます。昨年も,個人と社会領域で道徳教育を研究している方が受講されていました。
 中学校・高等学校の教員はもちろんのこと,小学校の教員を志望されている方は,国語を教えることが必須になるので,もし「作品分析に自信がない…。」「児童文学についての基礎知識を身につけたい!」と思っていらっしゃるのであれば,ぜひ受講してみてください!

投稿者:   日時:14:26 | パーマリンク

堺市教育委員会と連携した遠隔授業が始動!

 先日,この連合教職大学院ブログでもご紹介しました堺市との遠隔授業について,その第1回目の授業が10月7日(水)の6・7時限に実施されました。

<参考>
  堺市教育委員会と連携した遠隔授業の実施に向けて

 遠隔授業として実施した授業科目は,6時限の「学校に対するコンサルテーション(スクールリーダーシップコース教育委員会指導主事プログラム科目)」と,7時限の「カリキュラム・マネジメントの理論と実践(研究科共通科目)」です。

学校に対するコンサルテーション

学校に対するコンサルテーション(天王寺)


カリキュラム・マネジメントの理論と実践

カリキュラム・マネジメントの理論と実践(天王寺)

 どちらの授業も院生同士の話し合いの時間を多く設定し,新型コロナウイルス感染拡大防止に配慮しながらも,活発な意見交換がなされました。

 例えば「学校に対するコンサルテーション」では,「Google Jamboard」と呼ばれるデジタルホワイトボードを活用し,各グループでまとめた意見を両キャンパスの参加者全員で共有しました。

Jamboardを活用

Jamboardを活用した意見共有の様子(堺)

 また,「カリキュラム・マネジメントの理論と実践」では,ZOOMのブレイクアウトセッションを活用し,天王寺キャンパス,堺市サテライトキャンパス,ZOOMでの参加者ごとにグループを作り,意見交換を行いました。

グループでの意見交換

グループでの意見交換の様子(堺)

 堺市側の受講者からは,「色々な人と交流ができることを期待している」「授業を受ける側になることは普段あまりない。この立場を楽しみたい」「ともに学ぶ仲間がいることが嬉しい」といった声が聞かれました。

 なお,堺市側の受講者のうち,科目等履修生として申請された方については,評価の上,教職大学院の単位が授与されます。

投稿者:   日時:23:14 | パーマリンク

実践課題研究の成果発表 ~学会発表へチャレンジ!~

 10月11日(日),休日の天王寺キャンパス西館には,令和2年度援助ニーズ教育実践コースM2現職養護教諭である藤嶋祥子さん,吉兼千尋さんが緊張の面持ちでパソコンの画面に向かう姿がありました。
 この日,日本養護教諭教育学会第28回学術集会(熊本県玉名市でのオンライン学会:学会長 九州看護福祉大学 古賀由紀子 氏)の2日目が開催されました。オンライン上には,全国から養護教諭の先生方や養護教諭教育に携わる方々などが集まり,院生らは学術集会の参加者の前で実践課題研究の一部について成果を発表しました。

藤嶋祥子さん

藤嶋祥子さん

吉兼千尋さん

吉兼千尋さん

 いくつかに分かれていた一般演題発表会場の内,院生らの会場には最大80名ほどの参加者がいらっしゃいました。題目や抄録から,事前に興味をおもちいただいていたのかもしれません。とてもありがたいことですが,発表者の緊張はますます高まります…。10分間のスライドを用いた口頭発表の後は質疑応答です。コースRMでの発表以上に,養護教諭の学問や実践に精通した方々からの貴重で重要な指摘をいただき,現職養護教諭からも発表内容への期待の声が寄せられました。また,院生の実践課題研究は,学術集会における別のプログラム実施中にも話題になったそうです。本学連合教職大学院における学校実習を通して取り組まれた実践課題研究の成果は,全国的に高い関心をもたらしたといえるのではないでしょうか。

発表画面

 このように,院生が実践課題研究の一部を学会発表するということは,至難の業です。現職教員としての業務と連合教職大学院でのカリキュラムの課題等に加え,ひたむきに努力を積み重ねてこられた証です。そして,実習校や関係者,ご家族など多くの皆様のご指導・ご支援,応援をいただき,成果発表をすることができました。この場を借りて御礼申し上げます。実践課題研究の成果が波及し,全国の養護教諭の先生方の実践を支えるひとつの知見になることを願っています。

 最後に,初めての学会発表にチャレンジしたおふたりの感想をお届けします。
 藤嶋さん「ご指摘いただけたことが,とてもありがたかったです。今は実践課題研究報告書を作成しているので,ご指摘いただいたことを生かしています。」
 吉兼さん「全国の養護教諭の先生方と意見交換したことで,自分の実践課題研究の意義を再認識することができてよかったです。」

投稿者:   日時:11:34 | パーマリンク

【院生ブログ】教職大学院の実習から(その2)

 こんにちは!教育実践力コースの井上です。
 本日は前回に引き続き教職大学院の実習についてお伝えしたいと思います。

〈教職大学院における学校実習の特徴〉

〈特徴3〉 実習校との密な連携

 前回も書きましたが,教職大学院の学校実習は2年間という長いスパンで行なうことになります。つまりそれだけの期間,実習校やその先生方と関わらせて頂くことができる,ということです。このことは,それだけ様々に,多くのことを実習校や先生方から学びうることを意味します。
 私も様々な授業を見たり関わったり,行事やイベントに参加させて頂いたり,多くの経験を得ることができました。また,実習期間なども実習校の先生方と相談させて頂きながら柔軟に決めていくことができます。実習校にとっても自分にとっても有意義な実習を目指していきましょう。

〈特徴4〉 教員免許状の有無

 教職大学院の学校実習は,教員免許状を持った状態で臨みます。
 実習校の先生から見られる目や,自身の気の持ちようなど差は多くあると思いますが,私はそのステータスを良い意味で重く感じました。実習生でありながら教員のようにも振る舞わなければならない。このような責任感を持って実習に臨むことができます。

 さて,いかがだったでしょうか。このように教職大学院では,現場で働くための良き序奏となるような実習を行うことができると私自身感じています。

投稿者:   日時:11:52 | パーマリンク
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