【院生ブログ】令和3年 教職大学院柏原キャンパスM1M2オンライン交流会

 令和3年6月13日(日)に,柏原キャンパスの教職大学院生で,M1とM2との交流会を行いました。昨年度,M2の院生たちは授業が一年間ほとんどオンラインで,院生同士のつながりが持てなかったことがとても心残りでした。そこで一部の院生から,学年・教科に関わらず人との関係がつくれる交流会を実施したいという声が上がり,今回の交流会を実施するに至りました。
案内状

 オンライン交流会はZOOMで行いました。ブレイクアウトルームに分かれて少人数で現在の大学院生活の様子,不安や悩み事,大学院でやってみたい事や研究の内容について話し合いました。
 とても話が盛り上がり,終了予定時刻が過ぎても多くの院生が残って話をしていました。終了後には,またやりたいという声や,今回は参加できなかったがもしまたあるのであればぜひ参加したい,という声もあがっていました。
交流会の様子

 このような社会情勢の中ですが,人と人のつながりを大事にしていきたいです。

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【院生ブログ】令和2年度大阪教育大学学生プロデュース採択企画「あおぞら陶芸教室」について

 本年度,「令和2年度大阪教育大学学生プロデュース採択企画」として「あおぞら陶芸教室-陶芸教室から学ぶ図画工作-」を企画しました。
 このあおぞら陶芸教室は,参加した学生が「陶芸教室を通して創造性を養い,創ることを楽しむ心や陶芸制作における知識と技術を身に着けること」「実際に自分が作ったものを使うという過程から,工芸の文化への親しみを持ち,日常生活にある美術や工芸に関心を持つこと」「釉薬の色の変化や粘土の収縮率など,他の知識と関連させることで実技科目を活かした横断的な授業の可能性を考えること」に少しでもつながればいいなと思い,新型コロナウイルスへの感染対策を徹底して行ったうえで大学院生1名と学部生3名で実施しました。
あおぞら陶芸教室

 10月17日(土)は紐づくりによるコップ制作と自分の体を使ってのお皿制作とを行いました。簡単に陶芸について説明をしたあと,頭やひざ,腕など自分の体を使って型を取ったお皿づくりと紐づくりによるコップや器を制作しました。
10月17日の活動の様子

 10月31日(土)は簡単に釉薬の説明をした後に,800度で素焼きした作品に釉薬掛けや陶器用絵具を使って絵付けで装飾を施しました。
10月31日の活動の様子

 11月7日(土)には,参加者の学生たちが作品に込めた思いや意図をまとめて冊子にしたものを配布し,出来上がった作品の鑑賞と作品返却を行いました。また,最終日として,次年度以降の活動に活かすため,アンケートを実施しました。
アンケートの結果

 実施したアンケート結果では,「グループごとにもっと交流があればさらによくなる」という意見から,同じ机で活動する学生同士は言葉を交わす機会があったが,他のグループと交流する機会は少なかったと反省し,グループごとの交流を図ることができる工夫を考えていきたいと振り返りました。
 「先輩方(陶芸教室構成員)の作品や制作に関するものも見てみたい」というアンケート結果より,陶芸,図画工作の自由に創ることの可能性を指し示すことにおいても器以外の作品の紹介や,来年度の活動に含めても面白いと考え,今後検討していきたいと考えました。
 また,アンケートでは知識が身につかなかったという回答もあったことを真摯に受け止め,より分かりやすい資料やパワーポイント,動画を作っていく必要性を感じました。
 あおぞら陶芸教室は本来,学外の子どもに向けて実施を考えていました。しかし新型コロナウイルスの中で実施が難しいと判断し,今回は学内で将来教員を目指す学生たちに陶芸に親しむ機会を持ってもらいたいということで感染対策を徹底したうえで実施いたしました。もし,来年度学外での実施が可能であれば学外での実施を検討していきます。

 今回の活動の成果は,1月20日(水)にオンライン(Zoom)にて開催した令和2年度「学生プロデュース」報告会にて報告いたしました。報告会の様子は,学生の主体的な活動を支援する「学生主体セミナーに関する事業実施WG」の構成大学である京都教育大学,奈良教育大学にも配信しました。
 この報告会では,アンケートや振り返りを毎回の活動ごとに行う事で,より学びがより深まるのではないかとご意見をいただきました。来年度の活動で活かしていきたいと思います。
 また,他大学の報告会参加者からは,学生が窯の使い方を学べていない,窯で作品を焼く際に作品が手元を離れてしまうのはどうなのか,備前焼にしたら作品が手元を離れないのに,そのあたりの詰めが甘いのではというご意見もありました。大きな目的としては参加者が楽しむこと,知識・技術を身に着けること,美術や工芸に関心を持つこと,科目横断的な授業を考える手立てとすることでした。専門的な知識よりも,まずは触れてもらう事で学生に楽しさを感じてもらう事,興味を持ってもらう事に重点を置いていたため,今後どうするかは,構成員で振り返りを行い,来年度以降の活動にもいかしていきたいと思います。

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【院生ブログ】#短期大学卒業#現職教員#長期自主研修#1年を終えて

 はじめして。私は,短期大学を卒業後,教員として働き,昨年の4月から長期自主研修という制度を利用して教職大学院で学んでます。今回は,そんな私の経験を紹介させていただきます。

【短大卒業から教職大学院入学へ】
 短期大学卒業でも教職大学院に入学できる方法があります。私は,個別の入学資格審査を受けました。個別の入学資格審査は書類を提出し大学を卒業した者と同等以上の学力があると認められた場合に出願できるというものです。私は,この方法で受験しましたが,1種免許状を取得している場合は,入学資格審査を受けなくても出願資格できる場合があります。私の場合,出願時にはまだ2種免許しか持っていませんでしたが,大学院卒業後専修免許を所得したかったので免許法認定講習の受講と放送大学で単位を取り,1種免許を取得しました。
 私は,現職教員という経験を活かせると思ったため,上記の方法を取りましたが,他にも方法があると思いますので詳しくは入試課へのお問い合わせをおすすめします。

【現職教員から学びたいという思いの芽生え】
 現場での実践を積むにつれて,免許法認定講習やその他の研修からの学びと経験とが一致することが多くなり,学びの中に子どもたちの姿が見えるようになってきました。学ぶことで謎が解けたというか,心がすっきりしたというか,そういう瞬間がありました。その頃から学ぶことの必要性と喜びを感じるようになり,いつか大学院で学んでみたいという目標を持つようになりました。

【長期自主研修の利用】
 校長先生から長期自主研修の制度があるということを教えてもらっていましたが,研修期間中は休職という立場でお給料がでないという状況からなかなか大学院へ通う勇気を持てずにいました。しかし,校長先生から「学びたいと思ったときが学ぶときちゃうか」と背中を押していただき,踏み切れずにいた目標に向かう決意を固め今に至ります。

理論と実践の往還・融合

令和3年度連合教職大学院パンフレットより抜粋

【1年を終えて】
 教職大学院に入学してもうすぐ1年が経ちます。現職教員が教職大学院で学ぶ良い点は,今までの経験と理論とを結び付け,新たな見方や考え方を加え現場に戻り実践することができることです。あと1年しっかり自分の経験と理論を融合させ新たな視点を加えてパワーアップしたいと思います。
私にとって本当に勇気のいる決断でしたが,思い切ってやりたいことをやる!という決断をして本当に良かったです。

 
 

教育実践力コース(教育・心理領域)川上真由紀

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【院生ブログ】美術の活動を通した地域での活動 大阪教育大学院生と研究生によるグループ展

<2人展 2人3脚展 開催>
 令和2年12月9日(水)~12月14日(月)に大阪市内のIRORIMURA[89]画廊にて,連合教職大学院教育実践力コースの院生と大阪教育大学柏原キャンパスにてシルクスクリーンを学ぶ研究生とで,2人展「2人3脚展」を開催いたしました。
 画廊に訪れた人たちと交流をするなど,制作活動を通して地域の人たちと交流する機会となりました。作品について意見をいただいたり芸術に関する話をしたりと,開催した2人としてもとても良い経験となりました。また,同期間に研究生がUNKNOWN ASIA 2020 ONLINEにも参加していたことから,UNKNOWN ASIA のレビュワー,審査員の方も実際に訪れ作品に対してコメントをいただきました。
 今後の制作活動や美術教育の活動にもいかしていけるのではないかと感じました。
2人展 2人3脚展
 
<4人展 -season- 開催>
 令和3年1月11日(月)~1月17日(日)に天王寺のNanoGalleryにて連合教職大学院院生,教育学研究科院生,研究生2名で4人展-season-を開催いたしました。展示したのは岩崎仁美(教育学研究科院生),斎藤眞凜(絵画研究生),下野安由美(デザイン研究生),土居史佳(連合教職大学院院生)の4名です。
 絵画,シルクスクリーン,陶芸と表現方法の異なる4人がつくりあげる展示ということで,春夏秋冬4つの表情で1年を構成する四季に重ね合わせました。4人展もたくさんの方にお越しいただき,作品を通してギャラリーに立ち寄った方々と交流をすることができました。
 4人展を通して,他の表現方法への知識に触れる機会,芸術から地域社会と連携をどのように展開していくことが可能か深く考える機会となりました。
4人展 -season-

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【院生ブログ】M1後期授業のご紹介 ~社会環境と子どもの心身の理解~

 後期になり,新型コロナウイルス感染症感染拡大予防策を講じていただきながら,天王寺キャンパスで学ぶことが出来る日や授業が設定されるようになりました(注:授業や感染症拡大状況によりオンラインでの授業もあります)。
 これまでオンライン上でZoomのブレイクアウトルーム機能などを活用し,グループ討議をするなど,オンライン上でしかお話したことがなかった同回生の方々と直接お会いでき,以下のようなよさがありました。

1)学校種を超えた多岐に及ぶ話ができたこと
⇒私は幼稚園籍ですが,他校種の方々とお話をする機会が授業中だけではなく,教室内で各自の関心ごとに沿ってお話しする中で,他校種の現状をうかがえることは,大変重要な機会となりました。

2)授業内容における質問や感想の述べ合い
⇒オンライン授業ではなかなか互いに相談や質問などを行う機会が少ないと考えますが,対面でお話しできたことにより,自分の授業の理解を同回生の方に確認したり,そこからさらに学びが深まったり派生したりするよさがありました。

3)仕事や実習等と学業を両立していることをを互いにねぎらえること
⇒同じ志や目標を持つ方々とお話しすることはとても心地よく,そして改めてやる気がみなぎります!日中の仕事で疲れていても,同回生の方々と共に学ぶことのできる空間は,とても刺激を受けます。

 このように対面でも学べる機会が選択肢として増えたことには,教職大学院並びに担当の先生方のご準備のおかげで成り立っています。あらためて感謝申しあげたいと思います。

 後期の授業の様子を一つご紹介します。月曜日7限「社会環境と子どもの心身の理解」では,私の理解になりますが,主に子ども・家庭・そして同僚教員などとの関係性を考える中で,各自の援助ニーズやその背景を知り,様々な手立てや援助方法について考えるスキルを学ぶ授業となっています。担当される先生が15回の授業を,3名の先生で分担しご担当くださることで,3名の先生のご専門の分野について深く学ぶことが出来ることは,学生として大変ありがたかったです。
 また本授業は,対面,ZoomでのLIVE授業,オンデマンド配信授業,ハイブリッド授業(対面とZoomの同時進行型)など,多様な授業形態で,コロナ禍において刻々と変わる状況に応じて,授業形態を工夫くださっています。写真は,ハイブリッド授業の模様ですが,教室に来て対面授業をしている方と画面ではZoomを接続している方とおられます。
ハイブリッド授業の様子

 本授業を通して,子どもや家庭が現在抱えている困り感や背景をより深く知ることができ,その上で,その困り感や背景に対応できる援助スキルや考え方を授業で学び,自身の明日からの実践の中で活かしながらまた授業で学ぶという,理論と実践の往還型の学びが出来ることは,教職大学院の一番の良さであると思います。
 後期も間もなく終盤を迎えますが,新型コロナウイルス感染症拡大が一日も早く収束に向かい,今の学びがより深く広く展開できることを願っています。それと同時に授業実施に向け,動いてくださっている皆様方に改めて御礼申しあげます。

                                 援助ニーズ教育実践コースM1 岡部祐輝

投稿者:   日時:21:55 | パーマリンク

大学院における専門科目(国語)の学び(その1) ~教材・題材開発研究(言語と文化)A[児童文学]~

 こんにちは!教職大学院教育実践力コース2回生(M2),言語と文化領域の林大樹(はやしだいき)です。今日は,言語と文化領域の専門科目の授業をご紹介したいと思います。
 今日,ご紹介するのは「教材・題材開発研究(言語と文化)A[児童文学]」です。

 大阪教育大学の教職大学院では,教科教育の方法論や教材論の学びを深めるだけでなく,教科内容学の学びも深めることができます。それがこの「教材・題材開発研究」です。
 この授業では,児童文学のジャンルや絵本についての理解を深めたり,小学校や中学校の教科書に掲載されている児童文学や,中学校や高等学校の教科書に掲載されている日本近代文学の作品分析の演習発表をおこないます。もちろん,教科書に掲載されている作品だけではありません。
 全8回の授業後半でおこなわれる演習発表では,宮沢賢治や『モチモチの木』で知られる斎藤隆介という児童文学作家や,夏目漱石や芥川龍之介といった近代の文豪の作品を,授業担当教員である成實朋子(なるみともこ)先生の提示された観点で分析しました。昨年の授業での,発表タイトルを以下に2つ挙げてみます。

 ・『三びきのこぶた』絵本の比較
  ―パロディ絵本がパロディ絵本だとわかるのはなぜか―
 ・夏目漱石『坊っちゃん』論
  ―なぜ「清」は「おれ」を愛したのか―

 こんなふうに,分析の観点をサブタイトルに示して,発表資料を作成していきます。そして,発表当日は,発表45分・質疑応答45分で,授業が進んでいきます。受講者同士の質疑応答ののち,成實先生からあたたかくも鋭いご指導をいただきます。成實先生の読みは,自分の見えていなかったところをとことん浮き彫りにしてくださり,ハッとさせられることばかりです。
 この授業は,言語と文化領域以外の方も受講できます。昨年も,個人と社会領域で道徳教育を研究している方が受講されていました。
 中学校・高等学校の教員はもちろんのこと,小学校の教員を志望されている方は,国語を教えることが必須になるので,もし「作品分析に自信がない…。」「児童文学についての基礎知識を身につけたい!」と思っていらっしゃるのであれば,ぜひ受講してみてください!

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【院生ブログ】教職大学院の実習から(その2)

 こんにちは!教育実践力コースの井上です。
 本日は前回に引き続き教職大学院の実習についてお伝えしたいと思います。

〈教職大学院における学校実習の特徴〉

〈特徴3〉 実習校との密な連携

 前回も書きましたが,教職大学院の学校実習は2年間という長いスパンで行なうことになります。つまりそれだけの期間,実習校やその先生方と関わらせて頂くことができる,ということです。このことは,それだけ様々に,多くのことを実習校や先生方から学びうることを意味します。
 私も様々な授業を見たり関わったり,行事やイベントに参加させて頂いたり,多くの経験を得ることができました。また,実習期間なども実習校の先生方と相談させて頂きながら柔軟に決めていくことができます。実習校にとっても自分にとっても有意義な実習を目指していきましょう。

〈特徴4〉 教員免許状の有無

 教職大学院の学校実習は,教員免許状を持った状態で臨みます。
 実習校の先生から見られる目や,自身の気の持ちようなど差は多くあると思いますが,私はそのステータスを良い意味で重く感じました。実習生でありながら教員のようにも振る舞わなければならない。このような責任感を持って実習に臨むことができます。

 さて,いかがだったでしょうか。このように教職大学院では,現場で働くための良き序奏となるような実習を行うことができると私自身感じています。

投稿者:   日時:11:52 | パーマリンク

【院生ブログ】大阪教育大学の学部生だった自分が教職大学院を選んだ理由

 こんにちは。そして,はじめまして!
 教職大学院2回生(M2)教育実践力コース,言語と文化領域の林大樹(はやしだいき)です!

 私は,学部時代も大阪教育大学に通っており,今年で大阪教育大学6年目です。今回は,そんな私が,大学院,特に大阪教育大学の教職大学院を選んだ理由を,みなさんにお話したいと思います。
 大学院に進学しようと決めたのは,2回生のときでした。国語教育専攻に所属していた私にとって,2回生の,特に12月・1月という時期は本当に重要な時期でした。その理由は,この時期に,3・4回生で所属するゼミナールが決定するからです。3回生時のゼミ生による合同研究発表,4回生時の卒業論文執筆と,ゼミ選択は大事なものでした。国語教育講座に所属されている先生方の研究領域はさまざまで,読むことの学習指導の改善/創造的に書くこと/メディア・リテラシー/児童文学/中古(平安)文学などの研究は,2回生の自分の目には,すべてが魅力的に映りました。

 「教育ゼミか,児童文学ゼミか,中古文学ゼミか…」

 そんな贅沢なことで悩んでいた2回生の私は「大学では中古文学を学び,大学院に行って,児童文学を学ぼう!」と決断しました。そして,『源氏物語』を研究対象に選び,卒業論文を執筆しました。
 長々と大学時代の話をしましたが,みなさんに最もお伝えしたいのは,ここからです!

 本学教職大学院では,入学に際して,主指導教員を希望することができます(注)。私は,教科教育学ももちろんですが,児童文学を学びたいという思いが強かったので,主指導教員に,児童文学研究をご専門とされている成實朋子先生を希望させていただきました。そして,現在も児童文学ゼミナールに参加させていただきながら,学部生さんと一緒に勉強しています。
 また,副指導教員には,国語教育研究をご専門とされている住田勝先生がついてくださっています。お二人の先生から,教科内容学と教科教育学のご指導を受けることができ,本当に充実した大学院生活を送らせていただいています。

 本学教職大学院の強みとして,「学校実習に参加できることによる理論と実践の往還」がありますが,私はそれだけでなく,「教科教育学と児童文学や古典文学などの教科内容学をともに学ぶことができる」という魅力に惹かれました。そのことは,国語科だけでなく,他教科であっても同じだと思います。

注:教育実践力コースに限る。令和3年度入試以降は,指導分野のみ希望可能。

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【院生ブログ】教職大学院の実習から(その1)

 こんにちは!教育実践力コースM2生の井上と申します。
 本日は教職大学院の学校実習について,お伝えしたいと思います。

〈教職大学院における学校実習の特徴〉

<特徴1> 2年間という長いスパンで行なう

 学部での教育実習が約1か月という凝縮された期間の中で,毎日行われるのに対し,教職大学院の学校実習は,教育実践力コースでは主に6月~8月,10月~12月の間,断続的に行われ続けることになります。そしてこれが2年間にわたります。

 このような形式によるメリットは,

・長い目で子どもたちの成長を見取る事が出来る
・長期的な働きかけを必要とする研究を行うことができる
・学年をまたぐという経験が可能である

など,様々に挙げることができます。
 例えば,ストレートマスターにとっては現場に出る前に,2年間を通した大きな流れを経験できること,現職で入学される方にとっては断続的に行われることによる余裕を持った働きかけが出来るという点などが特に良さとして挙げられるでしょうか。

<特徴2> 理論と実践の往還

 先ほど,教職大学院の実習は断続的に行われると書きましたが,それによって生まれる間の時間が理論と実践の往還を可能にしています。

 講義や研究によって学んだ理論を,実習に臨むことで実践する。
 →実習から戻り,実践で明らかになった成果・課題を理論の観点から検討する。
 →実習に臨む。

 このようなサイクルを2年間繰り返しながら,自らの学びを深めていくことができます。私自身,このようなサイクルが「理論」と「実践」の両方の質を高めているように感じます。

 さて,長くなってしまったので本日はここまでにしたいと思います。
 短く伝えるのは難しいですね。また次回お会いしましょう。

投稿者:   日時:20:49 | パーマリンク

【院生ブログ】先生と生徒で教材研究!?

 教育実践力コースM1生の吉川喜久です!

 技術の授業では「設計に込められた意図を読み取る」という学習内容があります。そこで,私たちが工具箱を製作することで,そこから設計の意図を読み取ってもらうことを目的とした教材をつくることにしました!
 置く場所や使用方法など,様々な制約条件から構想し,工夫を凝らした設計を目指します。

 「この工具,取り出すときにどのように持つかな?」と同じ学校で実習中の倉田さんと考えていると,
 「先生何やってるんですか~?」と,部活終わりの野球部の生徒たちがふらりと見に来てくれました。
 試行錯誤していたことを簡単に説明すると,取り出すときの持ち方など,より良くなるように様々な意見をくれました。これが教材になることはもちろん秘密です(笑)

 教師目線では気付ききれない“中学生だからこその視点”はとても貴重でした!学校現場で教材研究を行うことのひとつの魅力ですね。
 これから授業にどのように落とし込むか,具体的に準備していきます。

 ※写真は倉田さんと工具箱の模型を製作している様子です。

工具箱の製作の様子

教育実践力コース(科学と数学):吉川喜久

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