【院生ブログ】大阪教育大学の学部生だった自分が教職大学院を選んだ理由

2020/10/08
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【院生ブログ】大阪教育大学の学部生だった自分が教職大学院を選んだ理由

 こんにちは。そして,はじめまして!
 教職大学院2回生(M2)教育実践力コース,言語と文化領域の林大樹(はやしだいき)です!

 私は,学部時代も大阪教育大学に通っており,今年で大阪教育大学6年目です。今回は,そんな私が,大学院,特に大阪教育大学の教職大学院を選んだ理由を,みなさんにお話したいと思います。
 大学院に進学しようと決めたのは,2回生のときでした。国語教育専攻に所属していた私にとって,2回生の,特に12月・1月という時期は本当に重要な時期でした。その理由は,この時期に,3・4回生で所属するゼミナールが決定するからです。3回生時のゼミ生による合同研究発表,4回生時の卒業論文執筆と,ゼミ選択は大事なものでした。国語教育講座に所属されている先生方の研究領域はさまざまで,読むことの学習指導の改善/創造的に書くこと/メディア・リテラシー/児童文学/中古(平安)文学などの研究は,2回生の自分の目には,すべてが魅力的に映りました。

 「教育ゼミか,児童文学ゼミか,中古文学ゼミか…」

 そんな贅沢なことで悩んでいた2回生の私は「大学では中古文学を学び,大学院に行って,児童文学を学ぼう!」と決断しました。そして,『源氏物語』を研究対象に選び,卒業論文を執筆しました。
 長々と大学時代の話をしましたが,みなさんに最もお伝えしたいのは,ここからです!

 本学教職大学院では,入学に際して,主指導教員を希望することができます(注)。私は,教科教育学ももちろんですが,児童文学を学びたいという思いが強かったので,主指導教員に,児童文学研究をご専門とされている成實朋子先生を希望させていただきました。そして,現在も児童文学ゼミナールに参加させていただきながら,学部生さんと一緒に勉強しています。
 また,副指導教員には,国語教育研究をご専門とされている住田勝先生がついてくださっています。お二人の先生から,教科内容学と教科教育学のご指導を受けることができ,本当に充実した大学院生活を送らせていただいています。

 本学教職大学院の強みとして,「学校実習に参加できることによる理論と実践の往還」がありますが,私はそれだけでなく,「教科教育学と児童文学や古典文学などの教科内容学をともに学ぶことができる」という魅力に惹かれました。そのことは,国語科だけでなく,他教科であっても同じだと思います。

注:教育実践力コースに限る。令和3年度入試以降は,指導分野のみ希望可能。