【院生ブログ】2024-25年度教育実践力コースの有志で取り組んだ「模擬授業検討会」について!

2026/03/24
院生ブログ
【院生ブログ】2024-25年度教育実践力コースの有志で取り組んだ「模擬授業検討会」について!

 こんにちは。教育実践力コース2回生の津田涼平です。今回は、本学連合教職大学院教育実践力コースの有志で行ってきた「模擬授業検討会」という活動について紹介させていただきます。

 そもそも読者の皆様は、模擬授業検討会と聞くとどのようなイメージを持たれるでしょうか。おそらく多くの方は、指導技術の向上や改善を目的としたものを思い浮かべるのではないでしょうか。学部の授業などで経験された方も多いと思います。そうしたイメージがある一方で、模擬授業検討会を教師としての信念を語り合える場として実施することはできないだろうかという問題関心がありました。

 こうした問題意識を踏まえた取り組みは、すでに他の教職大学院で行われていました。東京学芸大学教職大学院では、「対話型模擬授業検討会(通称「対話検」)」という活動が実施されてきました。その大きな特徴は、授業を行ううえでの考え方、すなわち対話を重視する方法を提唱している点にあります。検討会では、一足飛びに「改善策」を話し合うのではなく、出来事の中で学習者と授業者の間で生じたズレの根本的な原因は何かを話し合うことが目指されています。このような対話型の模擬授業検討会の在り方は、全国の教職大学院へと広がり、実施されてきました。
 本学でも、2021年度に当時の院生である阪下真美さんが中心となって、「べんきょう会」として取り組まれてきました。当時の様子は、本ブログの2022年9月26日や、12月27日の記録をご参照ください。

 2024-25年度は教育実践力コースの津田涼平が中心となり11名の学生が集まりました。阪下さんたちの問題意識を引き継ぎつつ、自分たちなりの方法を模索してきました。その時期ごとに問題意識は変化してきたものの、回数を重ねるうちに自分たちなりのオリジナリティが明確になったことで、自主研究サークルの名称は「模擬授業検討会(通称「模擬検」)」となりました。最終的に共有されていた問題関心は、授業実践者に寄り添った授業研究はいかに実現するのかということでした。誰かに助言されたり注意されたからと言って簡単に変われるものではないはずです。個人が変わるためには、自分で変わりたいと願う必要があるということを大切にしながらより良い方法を試行錯誤してきました。

 「模擬検」の具体的な成果は、ポスターとして柏原キャンパスのC5棟(教員養成課程棟)3階の協働学習室前の掲示板に掲載する予定の他、「『模擬授業検討会』報告書:授業実践者に寄り添った授業研究を目指した取り組み」として冊子化しました。協働学習室内に置いていただいております。また、電子データも今後大阪教育大学リポジトリへ登録される予定ですので、ご批正いただけますと幸いです。

 本学連合教職大学院という場所は、願って行動すれば実現する環境が整っています。あなたも自らの問題意識をもとに、同じ問題意識を持つ仲間たちとたくさん悩んでみませんか??

 次回のブログでは、2年目に実施した東京学芸大学教職大学院「対話検」との交流会の様子についてお届けします。









(記事執筆者:連合教職大学院 教育実践力コース 2回生 津田 涼平)