令和5年1月28日(土)の午後に,天王寺キャンパス西館ホールにおいて,2022年度教員養成共同研究コミュニティ・フォーラムを対面にて開催しました。 本コミュニティが設置された2019年度の11月に第1回目を対面で開催して以後,翌2020年度は新型コロナウイルス感染症の影響で不開催,昨年度はオンラインで開催しており,対面での開催は3年ぶりです。 今年度のコミュニティ研究会では,大阪府・大阪市・堺市教育委員会との連携のもと「ダイバーシティ教育に関わる教員研修」を横断的なテーマとして設定し,ダイバーシティ教育に関する共通理解と行政研修の実態把握を行ってきました。 各教育委員会が行った実態把握及びそこから見えた特色や課題を報告し,次年度以降の活動に向けたきっかけの機会として,フォーラムを開催しました。 まず初めに,開会の挨拶として,全体統括を行う高度教職開発系主任の峯明秀教授がコミュニティ設立の経緯と目的について説明し,続いて全体コーディネーターを担う木原俊行教授が今年度のコミュニティの活動とフォーラム進行について説明しました。 高度教職開発系主任 峯明秀教授 各教育委員会での取り組みの発表として,大阪教育大学の実務家教員による司会進行のもと,大阪府・大阪市・堺市教育委員会スタッフによる発表とファシリテーター(大阪教育大学の研究者教員)によるコメント,会場からの質疑応答が行われました。 その後は,司会役の木原俊行教授とコメンテーター役の臼井智美准教授による,3つの教育委員会の教員研修の取り組みをまたいで,会場全体での総括的な議論が行われました。 どちらのプログラムでも,会場からの質疑応答も含めた活発な議論が行われました。 左:大阪府教育センター,中央(2名):大阪市教育委員会,右:堺市教育センター そして最後に閉会の挨拶として,本学地域連携担当学長補佐である坂本俊哉教授より,ご来場いただいた方々への感謝と本コミュニティの活動が先生方の支援,ひいては子どもたちの育ちにつながることを信じている,との言葉をもって,フォーラムは閉会となりました。 地域連携担当学長補佐 坂本俊哉教授 当日は100名にも及ぶ教育関係者が参集し,会場は熱気に包まれていました。ご参加いただきました皆様には,心から感謝申し上げます。 ※コミュニティ・フォーラムで配布された資料については,以下のページからダウンロード可能です。 【連合教職大学院HP・教職大学院の取組】