はじめまして!教育実践力コースM1の赤石佳音(あかいしかのん)と申します。
私は情報科教員として私立の中高一貫校で働きながら、夜は天王寺キャンパスで学んでいます。この二足のわらじ生活が始まって約5か月。毎日猛烈な眠気と戦いつつも(笑)、実に充実した院生ライフを過ごしています。今回は、私が教職大学院への進学を強く決意するきっかけとなった「授業公開」についてお話ししようと思います。
先述の通り、私は情報科の教員です。ご存じの方も多いかと思いますが、2025年度から「情報Ⅰ」が大学入学共通テストの導入科目となりました。それに伴い、現場ではどうしても「生徒に点数を取らせるための教育」へと目的がシフトしがちになり、「教育の本質って何だろう?」と葛藤する日々を送っていました。そんな中、ふと学部時代に一度諦めた「大学院進学」という目標を思い出しました。もう一度、教育を基礎から学び直したいと強く志すようになりました。
出身が関東なので戻ることも考えたのですが、関西で築いてきた教員ネットワークを活かしたい思いもあり、教員養成のフラグシップ大学として名高い大阪教育大学の教職大学院を目指すことに決めました。とはいえ、雰囲気も分からないまま進学を決めるのは不安でした。どうしようかとホームページを眺めていた時に見つけたのが「授業公開」の案内でした。担任をしていたので勤務調整に少し悩んだものの、思い切って休暇を取り、参加してみることにしました。
私が参加したのは、第4タームの「高度教科内容研究[消費者教育]」。これが私にとって革命でした!講義の中で出会った「デジタル・シティズンシップ」という概念は、これまで私が情報教育に対して抱いていたモヤモヤを一気に晴らしてくれるものでした。深く共感したこのテーマは、現在私の実践課題研究の軸にもなっています。温かい雰囲気のなかディスカッションにも積極的に参加させていただき、意見を交わすうちに「この先生のもとで学びたい」「この大学院で教育を問い直したい!」という思いが確信に変わりました。その帰り道、当時M2だった先輩院生に入試対策やキャンパスの雰囲気を伺い、すぐに試験勉強に取りかかりました。その後怒涛の準備を経て無事に合格をいただき、夢だった大学院生活がスタートしています。
ここには、現場で働いているだけでは絶対に出会えなかった素晴らしい仲間がたくさんいます。現役の校長先生と級友になったり、違う校種の先生方と多角的な視点で議論を戦わせたりするのは本当に刺激的です。特にストレートマスター(学部からの進学組)の同期たちの、まっすぐで熱い教育観にはいつも心を動かされています。授業後にみんなでご飯に行くときもあります。いつもとても楽しいです!
あの時、思い切って授業公開に参加したことは、私の人生を大きく変える大切な一歩となりました。
これまで出会った先生方や仲間に感謝しながら、残りの大学院生活も全力で楽しみたいと思います!それでは、またどこかで!

(M1のみんなで授業後にご飯を食べに行きました!)
(記事執筆者:連合教職大学院 教育実践力コース 1回生 赤石 佳音)